おおさか東線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜3月期のおおさか東線 (新大阪駅久宝寺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +2.9%( +2.9万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 35 件(1年前(2021年)に比べて -2.8%( -1件/坪)と僅かに減少しています。)。

平均築年数は 27.7年(昨年 15.2年から +82.7 %増)。平均土地面積は 43.1 坪 (昨年 46.2 坪から -6.7 %減)。平均建物面積は 47.6 坪 (昨年 54.9 坪から -13.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。城北公園通駅放出駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはJR長瀬駅で昨年に比べ +126.3 %、坪単価は 52.2 万円/坪となった。

上位 2 駅(JR長瀬駅城北公園通駅)は +72.9 %(坪単価 +24.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(JR野江駅久宝寺駅)は -44.6 %(坪単価 -30.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 10.0 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 17.1 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 15.2 年 → 2022年 27.7 年、+82.7 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.4 % → 2022年 43.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 51.4 % → 2022年 36.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった南吹田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 121万円/坪(36.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +5.6%( +6.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となったJR野江駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -55.6%( -27.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

おおさか東線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
おおさか東線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
新大阪駅---
南吹田駅121万/坪
(46.4年/118坪)
115万/坪
(0年/21.2坪)
92.3万/坪
(-1.00年/31.0坪)
JR淡路駅99.2万/坪
(0年/21.9坪)
138万/坪
(13.5年/121坪)
81.7万/坪
(27.3年/36.7坪)
城北公園通駅121万/坪
(21.9年/40.8坪)
101万/坪
(4.0年/24.2坪)
77.2万/坪
(26.5年/24.2坪)
JR野江駅22.0万/坪
(52.0年/25.7坪)
49.6万/坪
(61.0年/10.6坪)
-
鴫野駅117万/坪
(23.3年/28.4坪)
116万/坪
(15.1年/26.8坪)
98.9万/坪
(28.0年/44.1坪)
放出駅117万/坪
(15.5年/50.2坪)
103万/坪
(7.2年/20.6坪)
104万/坪
(22.7年/40.5坪)
高井田中央駅---
JR河内永和駅---
JR俊徳道駅---
JR長瀬駅52.2万/坪
(58.0年/48.4坪)
23.1万/坪
(51.0年/40.1坪)
53.7万/坪
(23.5年/89.2坪)
衣摺加美北駅70.7万/坪
(30.0年/29.2坪)
69.0万/坪
(22.0年/131坪)
55.9万/坪
(30.0年/53.6坪)
新加美駅-145万/坪
(0年/33.3坪)
-
久宝寺駅64.0万/坪
(34.8年/23.8坪)
96.5万/坪
(12.3年/33.8坪)
436万/坪
(34.8年/87.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

JR長瀬駅52.2 万/坪(昨年同期比 +126.3 %)

JR長瀬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.2万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +126.3%( +29.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 58.0年(昨年 51.0年から +13.7 %増)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 40.1 坪から +20.8 %増)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 46.1 坪から -37.7 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 51.0 年 → 2022年 58.0 年、+13.7 %と増加)

城北公園通駅120.7 万/坪(昨年同期比 +19.5 %)

城北公園通駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 121万円/坪(36.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +19.5%( +19.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて +140.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 21.9年(昨年 4.0年から +447.2 %増)。平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 24.2 坪から +68.8 %増)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 39.3 坪から +0.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 11.6 分 → 2022年 8.6 分、-26.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 4.0 年 → 2022年 21.9 年、+447.2 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 75.0 % → 2022年 44.4 %)

JR野江駅22.0 万/坪(昨年同期比 -55.6 %)

JR野江駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -55.6%( -27.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 52.0年(昨年 61.0年から -14.8 %減)。平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 10.6 坪から +142.9 %増)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 15.1 坪から +80.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2021年 61.0 年 → 2022年 52.0 年、-14.8 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 8.0 分 → 2022年 6.0 分、-25.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)

久宝寺駅64.0 万/坪(昨年同期比 -33.7 %)

久宝寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.0万円/坪(19.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -33.7%( -32.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 34.8年(昨年 12.3年から +181.7 %増)。平均土地面積は 23.8 坪 (昨年 33.8 坪から -29.5 %減)。平均建物面積は 29.1 坪 (昨年 38.6 坪から -24.5 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 12.5 分 → 2022年 10.8 分、-14.0 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 12.3 年 → 2022年 34.8 年、+181.7 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 25.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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