中古一戸建て相場の概況
2019年1月〜12月期のおおさか東線 (新大阪駅~久宝寺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 91.7万円/坪(27.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +5.2%( +4.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 149 件(1年前(2018年)に比べて +33.0%( +37件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.2年(昨年 18.1年から +39.5 %増)。平均土地面積は 46.6 坪 (昨年 45.2 坪から +3.0 %増)。平均建物面積は 60.1 坪 (昨年 51.5 坪から +16.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。城北公園通駅、鴫野駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは城北公園通駅で昨年に比べ +11.7 %、坪単価は 134 万円/坪となった。
上位 2 駅(城北公園通駅、鴫野駅)は +11.2 %(坪単価 +11.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新大阪駅、久宝寺駅)は -27.9 %(坪単価 -27.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.6 % → 2019年 20.1 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 27.1 % → 2019年 25.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 18.1 年 → 2019年 25.2 年、+39.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 15.6 % → 2019年 32.6 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 35.4 % → 2019年 30.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった城北公園通駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 134万円/坪(40.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +11.7%( +14.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 34 件(1年前(2018年)に比べて +3300.0%( +33件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった衣摺加美北駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.3万円/坪(18.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +0.2%( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて +175.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
おおさか東線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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新大阪駅 | 61.4万/坪 (36.7年/43.3坪) | 91.3万/坪 (25.6年/80.7坪) | 98.5万/坪 (28.6年/47.2坪) |
南吹田駅 | - | - | - |
JR淡路駅 | 84.0万/坪 (16.4年/26.5坪) | 96.4万/坪 (-0.75年/18.2坪) | - |
城北公園通駅 | 134万/坪 (27.9年/40.6坪) | 120万/坪 (0年/43.9坪) | - |
JR野江駅 | 80.4万/坪 (27.6年/50.4坪) | - | - |
鴫野駅 | 88.6万/坪 (22.1年/33.3坪) | 80.1万/坪 (18.4年/33.4坪) | 98.3万/坪 (10.0年/57.0坪) |
放出駅 | 88.8万/坪 (22.6年/37.8坪) | 86.0万/坪 (18.4年/39.7坪) | 87.5万/坪 (12.6年/55.0坪) |
高井田中央駅 | - | 126万/坪 (0.25年/34.8坪) | - |
JR河内永和駅 | - | - | - |
JR俊徳道駅 | - | - | - |
JR長瀬駅 | 66.6万/坪 (22.1年/63.5坪) | 66.4万/坪 (30.8年/68.4坪) | 54.5万/坪 (29.1年/74.4坪) |
衣摺加美北駅 | 61.3万/坪 (22.6年/48.8坪) | 61.1万/坪 (22.4年/75.6坪) | - |
新加美駅 | - | 66.6万/坪 (21.5年/24.2坪) | 53.9万/坪 (22.4年/40.8坪) |
久宝寺駅 | 85.2万/坪 (29.2年/78.2坪) | 111万/坪 (10.5年/45.2坪) | 110万/坪 (11.8年/38.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
城北公園通駅 133.8 万/坪(昨年同期比 +11.7 %)
城北公園通駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 134万円/坪(40.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +11.7%( +14.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 34 件(1年前(2018年)に比べて +3300.0%( +33件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 40.6 坪 (昨年 43.9 坪から -7.4 %減)。平均建物面積は 37.2 坪 (昨年 24.2 坪から +53.6 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.0 分 → 2019年 10.2 分、+27.9 %と大きく増加)
鴫野駅 88.6 万/坪(昨年同期比 +10.7 %)
鴫野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.6万円/坪(26.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +10.7%( +8.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2018年)に比べて -54.3%( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.1年(昨年 18.4年から +20.0 %増)。平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 33.4 坪から -0.4 %減)。平均建物面積は 43.6 坪 (昨年 44.4 坪から -1.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 8.9 分 → 2019年 6.6 分、-25.9 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 % → 2019年 37.5 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 32.1 % → 2019年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 18.4 年 → 2019年 22.1 年、+20.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 17.9 % → 2019年 25.0 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 21.4 % → 2019年 25.0 %)
新大阪駅 61.4 万/坪(昨年同期比 -32.7 %)
新大阪駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.4万円/坪(18.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -32.7%( -29.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.7年(昨年 25.6年から +43.7 %増)。平均土地面積は 43.3 坪 (昨年 80.7 坪から -46.3 %減)。平均建物面積は 171.9 坪 (昨年 133.1 坪から +29.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 7.5 分 → 2019年 6.1 分、-18.3 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 80.0 % → 2019年 37.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 25.6 年 → 2019年 36.7 年、+43.7 %と大きく増加)
久宝寺駅 85.2 万/坪(昨年同期比 -23.1 %)
久宝寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.2万円/坪(25.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -23.1%( -25.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 19 件(1年前(2018年)に比べて -17.4%( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 29.2年(昨年 10.5年から +178.6 %増)。平均土地面積は 78.2 坪 (昨年 45.2 坪から +72.9 %増)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 38.7 坪から +25.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 10.5 年 → 2019年 29.2 年、+178.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.6 分 → 2019年 12.2 分、+27.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 9.1 % → 2019年 47.1 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 59.1 % → 2019年 23.5 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示