西武狭山線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜12月期の西武狭山線 (西所沢駅西武球場前駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.4万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -14.7%( -13.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 94 件(1年前(2020年)に比べて +34.3%( +24件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 18.8年(昨年 8.0年から +133.7 %増)。平均土地面積は 42.2 坪 (昨年 37.3 坪から +13.3 %増)。平均建物面積は 35.3 坪 (昨年 31.9 坪から +10.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。西所沢駅西武球場前駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは下山口駅で昨年に比べ -15.9 %、坪単価は 68.2 万円/坪となった。

上位 1 駅(西武球場前駅)は -5.9 %(坪単価 -3.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(下山口駅)は -15.9 %(坪単価 -12.9 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 8.0 年 → 2021年 18.8 年、+133.7 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.5 % → 2021年 14.1 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 17.9 % → 2021年 31.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった西所沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.1万円/坪(28.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -6.3%( -6.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 41 件(1年前(2020年)に比べて -6.8%( -3件/坪)と弱含みに推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった西武球場前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.7万円/坪(18.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -5.9%( -3.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

西武狭山線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
西武狭山線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
西所沢駅95.1万/坪
(15.0年/44.7坪)
102万/坪
(6.7年/35.6坪)
98.3万/坪
(18.4年/42.5坪)
下山口駅68.2万/坪
(20.9年/41.3坪)
81.1万/坪
(9.8年/40.5坪)
75.9万/坪
(16.0年/35.5坪)
西武球場前駅60.7万/坪
(27.6年/32.8坪)
64.6万/坪
(12.8年/37.8坪)
46.8万/坪
(23.3年/39.3坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

西武球場前駅60.7 万/坪(昨年同期比 -5.9 %)

西武球場前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.7万円/坪(18.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -5.9%( -3.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 27.6年(昨年 12.8年から +115.6 %増)。平均土地面積は 32.8 坪 (昨年 37.8 坪から -13.3 %減)。平均建物面積は 23.4 坪 (昨年 31.4 坪から -25.3 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 12.8 年 → 2021年 27.6 年、+115.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 50.0 %)

下山口駅68.2 万/坪(昨年同期比 -15.9 %)

下山口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.2万円/坪(20.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -15.9%( -12.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 47 件(1年前(2020年)に比べて +113.6%( +25件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 20.9年(昨年 9.8年から +113.1 %増)。平均土地面積は 41.3 坪 (昨年 40.5 坪から +1.9 %増)。平均建物面積は 31.2 坪 (昨年 30.3 坪から +3.0 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 9.8 年 → 2021年 20.9 年、+113.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2020年 11.0 分 → 2021年 12.1 分、+10.4 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.8 % → 2021年 17.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 30.4 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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