東武日光線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年4月〜6月期の東武日光線 (東武動物公園駅柳生駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.3万円/坪(16.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +18.3%( +8.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 50 件(1年前(2020年)に比べて +47.1%( +16件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 17.8年(昨年 18.5年から -3.8 %減)。平均土地面積は 74.6 坪 (昨年 93.6 坪から -20.3 %減)。平均建物面積は 36.1 坪 (昨年 44.0 坪から -18.0 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。東武動物公園駅南栗橋駅新古河駅柳生駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新古河駅で昨年に比べ +71.8 %、坪単価は 17.5 万円/坪となった。

上位 2 駅(新古河駅柳生駅)は +68.0 %(坪単価 +11.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(幸手駅栗橋駅)は -4.5 %(坪単価 -2.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2020年 19.2 分 → 2021年 16.5 分、-14.1 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 21.2 % → 2021年 10.9 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 39.4 % → 2021年 41.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 21.2 % → 2021年 37.0 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 2.9 % → 2021年 2.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった南栗橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.2万円/坪(28.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +62.0%( +35.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった新古河駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.5万円/坪(5.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +71.8%( +7.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

東武日光線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
東武日光線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
東武動物公園駅60.6万/坪
(14.8年/61.5坪)
42.5万/坪
(26.4年/75.3坪)
35.7万/坪
(25.2年/47.8坪)
杉戸高野台駅70.1万/坪
(12.3年/66.9坪)
67.9万/坪
(0.25年/92.3坪)
41.1万/坪
(23.7年/44.2坪)
幸手駅54.1万/坪
(15.4年/68.8坪)
60.0万/坪
(18.9年/89.2坪)
51.2万/坪
(9.8年/59.9坪)
南栗橋駅93.2万/坪
(2.3年/54.5坪)
57.5万/坪
(2.3年/57.5坪)
47.6万/坪
(13.0年/51.0坪)
栗橋駅46.5万/坪
(25.4年/78.1坪)
46.1万/坪
(10.3年/96.6坪)
78.1万/坪
(6.8年/94.4坪)
新古河駅17.5万/坪
(31.6年/237坪)
10.2万/坪
(39.3年/454坪)
22.6万/坪
(25.8年/118坪)
柳生駅41.8万/坪
(26.3年/49.9坪)
25.4万/坪
(36.3年/56.0坪)
31.1万/坪
(20.8年/55.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

新古河駅17.5 万/坪(昨年同期比 +71.8 %)

新古河駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.5万円/坪(5.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +71.8%( +7.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 31.6年(昨年 39.3年から -19.5 %減)。平均土地面積は 236.7 坪 (昨年 453.8 坪から -47.8 %減)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 363.0 坪から -89.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2020年 39.3 年 → 2021年 31.6 年、-19.5 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 26.0 分 → 2021年 19.0 分、-26.9 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

柳生駅41.8 万/坪(昨年同期比 +64.2 %)

柳生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.8万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +64.2%( +16.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 26.3年(昨年 36.3年から -27.6 %減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 56.0 坪から -10.8 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 19.7 坪から +46.2 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 36.3 年 → 2021年 26.3 年、-27.6 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 4.0 分 → 2021年 30.0 分、+650.0 %と大きく増加)

幸手駅54.1 万/坪(昨年同期比 -9.8 %)

幸手駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.1万円/坪(16.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -9.8%( -5.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて +140.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 15.4年(昨年 18.9年から -18.1 %減)。平均土地面積は 68.8 坪 (昨年 89.2 坪から -22.9 %減)。平均建物面積は 31.0 坪 (昨年 36.3 坪から -14.6 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2020年 18.9 年 → 2021年 15.4 年、-18.1 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 % → 2021年 45.5 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 9.1 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 27.3 %)

栗橋駅46.5 万/坪(昨年同期比 +0.8 %)

栗橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.5万円/坪(14.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +0.8%( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて +22.2%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.4年(昨年 10.3年から +147.4 %増)。平均土地面積は 78.1 坪 (昨年 96.6 坪から -19.2 %減)。平均建物面積は 41.9 坪 (昨年 40.6 坪から +3.1 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 22.6 分 → 2021年 16.7 分、-25.8 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 10.3 年 → 2021年 25.4 年、+147.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 11.1 % → 2021年 44.4 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 11.1 % → 2021年 22.2 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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