東武日光線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の東武日光線 (東武動物公園駅柳生駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.2万円/坪(15.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +0.3%( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 145 件(1年前(2018年)に比べて -19.9%( -36件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 15.9年(昨年 14.6年から +9.3 %増)。平均土地面積は 80.2 坪 (昨年 75.9 坪から +5.7 %増)。平均建物面積は 35.4 坪 (昨年 35.9 坪から -1.4 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が減少。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。幸手駅栗橋駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは栗橋駅で昨年に比べ +14.9 %、坪単価は 60.0 万円/坪となった。

上位 2 駅(栗橋駅幸手駅)は +13.6 %(坪単価 +6.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(柳生駅新古河駅)は -18.6 %(坪単価 -6.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 27.9 % → 2019年 27.3 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 43.9 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 10.5 % → 2019年 12.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった栗橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.0万円/坪(18.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +14.9%( +7.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 36 件(1年前(2018年)に比べて -20.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった柳生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.9万円/坪(7.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -19.1%( -5.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。

東武日光線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
東武日光線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
東武動物公園駅45.8万/坪
(19.0年/71.4坪)
50.6万/坪
(16.5年/67.3坪)
64.7万/坪
(17.3年/65.2坪)
杉戸高野台駅54.8万/坪
(20.4年/69.4坪)
58.4万/坪
(16.7年/133坪)
51.4万/坪
(14.2年/84.4坪)
幸手駅52.5万/坪
(16.0年/91.4坪)
46.7万/坪
(14.9年/59.7坪)
51.1万/坪
(14.5年/86.4坪)
南栗橋駅54.6万/坪
(11.0年/51.3坪)
61.6万/坪
(8.3年/63.1坪)
62.0万/坪
(7.3年/76.7坪)
栗橋駅60.0万/坪
(11.2年/80.4坪)
52.2万/坪
(11.6年/93.6坪)
60.6万/坪
(8.4年/76.1坪)
新古河駅30.7万/坪
(20.6年/82.0坪)
37.4万/坪
(17.8年/61.6坪)
36.5万/坪
(16.9年/93.0坪)
柳生駅23.9万/坪
(20.8年/181坪)
29.6万/坪
(19.3年/152坪)
15.5万/坪
(38.4年/105坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

栗橋駅60.0 万/坪(昨年同期比 +14.9 %)

栗橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.0万円/坪(18.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +14.9%( +7.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 36 件(1年前(2018年)に比べて -20.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 11.2年(昨年 11.6年から -3.4 %減)。平均土地面積は 80.4 坪 (昨年 93.6 坪から -14.1 %減)。平均建物面積は 33.4 坪 (昨年 42.0 坪から -20.6 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 25.6 % → 2019年 11.4 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2018年 62.8 % → 2019年 62.9 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 7.0 % → 2019年 11.4 %)

幸手駅52.5 万/坪(昨年同期比 +12.3 %)

幸手駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.5万円/坪(15.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +12.3%( +5.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 33 件(1年前(2018年)に比べて -2.9%( -1件/坪)と僅かに減少しています。)。

平均築年数は 16.0年(昨年 14.9年から +7.3 %増)。平均土地面積は 91.4 坪 (昨年 59.7 坪から +53.1 %増)。平均建物面積は 33.7 坪 (昨年 30.6 坪から +10.0 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 30.3 % → 2019年 25.8 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 19.6 分 → 2019年 21.6 分、+10.5 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.1 % → 2019年 12.9 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 42.4 % → 2019年 41.9 %)

柳生駅23.9 万/坪(昨年同期比 -19.1 %)

柳生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.9万円/坪(7.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -19.1%( -5.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 20.8年(昨年 19.3年から +7.4 %増)。平均土地面積は 181.1 坪 (昨年 152.3 坪から +19.0 %増)。平均建物面積は 92.6 坪 (昨年 98.3 坪から -5.8 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

新古河駅30.7 万/坪(昨年同期比 -18.0 %)

新古河駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.7万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -18.0%( -6.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2018年)に比べて +20.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 20.6年(昨年 17.8年から +15.7 %増)。平均土地面積は 82.0 坪 (昨年 61.6 坪から +33.1 %増)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 36.0 坪から +17.6 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 10.0 % → 2019年 8.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 17.8 年 → 2019年 20.6 年、+15.7 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.6 分 → 2019年 17.8 分、+21.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 58.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 33.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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