秩父本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年4月〜6月期の秩父本線 (羽生駅三峰口駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.4万円/坪(12.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -6.2%( -2.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 88 件(1年前(2020年)に比べて +57.1%( +32件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.0年(昨年 21.8年から +5.7 %増)。平均土地面積は 97.4 坪 (昨年 83.6 坪から +16.5 %増)。平均建物面積は 49.3 坪 (昨年 46.4 坪から +6.3 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。小前田駅波久礼駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは影森駅で昨年に比べ +260.0 %、坪単価は 59.5 万円/坪となった。

上位 2 駅(影森駅持田駅)は +223.9 %(坪単価 +29.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(親鼻駅皆野駅)は -78.9 %(坪単価 -15.9 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.4 % → 2021年 11.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 43.1 % → 2021年 39.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 13.7 % → 2021年 19.5 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 28.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった小前田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.5万円/坪(18.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +68.7%( +25.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった親鼻駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -90.1%( -12.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

秩父本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
秩父本線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
羽生駅56.0万/坪
(31.1年/71.6坪)
47.8万/坪
(10.9年/53.5坪)
37.1万/坪
(19.2年/82.6坪)
西羽生駅-46.0万/坪
(15.3年/49.9坪)
-
新郷駅--12.4万/坪
(25.3年/31.8坪)
武州荒木駅6.0万/坪
(36.8年/84.7坪)
8.4万/坪
(43.3年/275坪)
-
東行田駅31.6万/坪
(27.7年/85.1坪)
55.0万/坪
(16.3年/145坪)
32.3万/坪
(24.8年/61.3坪)
行田市駅47.7万/坪
(19.6年/71.8坪)
46.8万/坪
(13.5年/55.2坪)
52.8万/坪
(17.0年/82.9坪)
持田駅25.4万/坪
(33.7年/50.8坪)
8.8万/坪
(31.3年/42.4坪)
47.1万/坪
(15.5年/52.6坪)
ソシオ流通センター駅---
熊谷駅45.0万/坪
(18.6年/91.0坪)
53.0万/坪
(20.4年/66.5坪)
60.1万/坪
(15.4年/71.6坪)
上熊谷駅---
石原駅---
ひろせ野鳥の森駅---
大麻生駅---
明戸駅63.1万/坪
(0.25年/72.6坪)
--
武川駅--57.1万/坪
(55.3年/87.7坪)
永田駅53.5万/坪
(21.3年/51.4坪)
--
小前田駅61.5万/坪
(1.4年/70.1坪)
36.5万/坪
(25.9年/56.5坪)
9.0万/坪
(40.3年/99.8坪)
桜沢駅37.2万/坪
(17.3年/90.8坪)
--
寄居駅11.0万/坪
(49.3年/172坪)
-6.3万/坪
(46.8年/84.7坪)
波久礼駅43.5万/坪
(20.3年/93.8坪)
23.8万/坪
(32.3年/203坪)
-
樋口駅---
野上駅16.5万/坪
(35.3年/327坪)
36.1万/坪
(25.3年/99.8坪)
-
長瀞駅---
上長瀞駅---
親鼻駅1.3万/坪
(31.3年/127坪)
13.4万/坪
(29.8年/116坪)
69.3万/坪
(0.25年/60.5坪)
皆野駅9.4万/坪
(37.5年/290坪)
29.1万/坪
(0年/84.7坪)
-
和銅黒谷駅---
大野原駅-16.5万/坪
(42.3年/135坪)
-
秩父駅-33.1万/坪
(34.3年/127坪)
-
御花畑駅14.0万/坪
(31.3年/37.8坪)
22.7万/坪
(41.3年/33.3坪)
-
影森駅59.5万/坪
(0.25年/52.9坪)
16.5万/坪
(28.3年/46.9坪)
-
浦山口駅---
武州中川駅---
武州日野駅---
白久駅---
三峰口駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

影森駅59.5 万/坪(昨年同期比 +260.0 %)

影森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.5万円/坪(18.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +260.0%( +43.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 0.3年(昨年 28.3年から -99.1 %減)。平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 46.9 坪から +12.9 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 33.3 坪から -9.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 28.3 年 → 2021年 0.3 年、-99.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 15.0 分 → 2021年 21.0 分、+40.0 %と大きく増加)

持田駅25.4 万/坪(昨年同期比 +187.7 %)

持田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.4万円/坪(7.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +187.7%( +16.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 33.7年(昨年 31.3年から +7.7 %増)。平均土地面積は 50.8 坪 (昨年 42.4 坪から +20.0 %増)。平均建物面積は 32.4 坪 (昨年 27.2 坪から +18.9 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 60.0 分 → 2021年 16.6 分、-72.3 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 40.0 %)

親鼻駅1.3 万/坪(昨年同期比 -90.1 %)

親鼻駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -90.1%( -12.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 31.3年(昨年 29.8年から +5.0 %増)。平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 116.5 坪から +9.1 %増)。平均建物面積は 22.7 坪 (昨年 23.4 坪から -3.2 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 75.0 分 → 2021年 120.0 分、+60.0 %と大きく増加)

皆野駅9.4 万/坪(昨年同期比 -67.7 %)

皆野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.4万円/坪(2.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -67.7%( -19.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 290.4 坪 (昨年 84.7 坪から +242.9 %増)。平均建物面積は 174.8 坪 (昨年 22.7 坪から +670.7 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.5 分 → 2021年 42.4 分、+670.9 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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