埼玉新都市交通伊奈線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の埼玉新都市交通伊奈線 (大宮駅内宿駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 113万円/坪(34.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +18.6%( +17.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 181 件(1年前(2018年)に比べて -15.0%( -32件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 11.2年(昨年 13.0年から -14.1 %減)。平均土地面積は 48.8 坪 (昨年 62.1 坪から -21.4 %減)。平均建物面積は 40.3 坪 (昨年 52.1 坪から -22.7 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。全体的に上昇基調。鉄道博物館駅原市駅志久駅内宿駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは鉄道博物館駅で昨年に比べ +64.2 %、坪単価は 184 万円/坪となった。

上位 2 駅(鉄道博物館駅志久駅)は +58.1 %(坪単価 +47.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(吉野原駅丸山駅)は -21.8 %(坪単価 -19.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 13.0 年 → 2019年 11.2 年、-14.1 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 48.8 % → 2019年 52.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 10.7 % → 2019年 8.0 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 8.0 % → 2019年 6.6 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 1.5 % → 2019年 1.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった鉄道博物館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 184万円/坪(55.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +64.2%( +72.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて +333.3%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった伊奈中央駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.5万円/坪(16.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -4.4%( -2.5万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。

埼玉新都市交通伊奈線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
埼玉新都市交通伊奈線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大宮駅118万/坪
(12.2年/49.1坪)
108万/坪
(13.1年/60.4坪)
107万/坪
(13.9年/50.9坪)
鉄道博物館駅184万/坪
(3.6年/59.3坪)
112万/坪
(4.2年/31.3坪)
105万/坪
(17.7年/56.7坪)
加茂宮駅130万/坪
(5.6年/34.3坪)
147万/坪
(0.25年/34.4坪)
169万/坪
(12.6年/303坪)
東宮原駅129万/坪
(0.13年/19.7坪)
114万/坪
(9.6年/64.5坪)
135万/坪
(0.5年/27.7坪)
今羽駅113万/坪
(8.3年/49.9坪)
96.8万/坪
(16.0年/53.4坪)
81.4万/坪
(11.8年/34.2坪)
吉野原駅74.5万/坪
(13.4年/33.3坪)
99.1万/坪
(3.2年/40.6坪)
84.8万/坪
(7.0年/44.5坪)
原市駅104万/坪
(9.0年/45.2坪)
68.8万/坪
(12.5年/53.6坪)
79.8万/坪
(6.8年/39.5坪)
沼南駅65.1万/坪
(11.3年/35.3坪)
67.3万/坪
(12.0年/56.6坪)
66.0万/坪
(14.7年/51.7坪)
丸山駅59.5万/坪
(19.8年/48.4坪)
73.2万/坪
(10.5年/40.5坪)
23.3万/坪
(35.4年/33.3坪)
志久駅65.0万/坪
(21.5年/67.8坪)
42.7万/坪
(24.7年/137坪)
63.3万/坪
(11.8年/213坪)
伊奈中央駅53.5万/坪
(15.4年/38.7坪)
55.9万/坪
(15.2年/71.8坪)
60.8万/坪
(15.1年/39.1坪)
羽貫駅72.9万/坪
(8.5年/64.3坪)
60.9万/坪
(21.6年/65.0坪)
64.0万/坪
(12.5年/103坪)
内宿駅88.7万/坪
(2.6年/41.8坪)
72.8万/坪
(13.2年/75.8坪)
69.3万/坪
(9.3年/47.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

鉄道博物館駅184.4 万/坪(昨年同期比 +64.2 %)

鉄道博物館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 184万円/坪(55.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +64.2%( +72.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて +333.3%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 3.6年(昨年 4.2年から -13.7 %減)。平均土地面積は 59.3 坪 (昨年 31.3 坪から +89.8 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 36.8 坪から -13.7 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 4.2 年 → 2019年 3.6 年、-13.7 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 76.9 %)

志久駅65.0 万/坪(昨年同期比 +52.0 %)

志久駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.0万円/坪(19.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +52.0%( +22.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて -12.5%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 21.5年(昨年 24.7年から -12.9 %減)。平均土地面積は 67.8 坪 (昨年 136.8 坪から -50.4 %減)。平均建物面積は 30.5 坪 (昨年 154.8 坪から -80.3 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 24.7 年 → 2019年 21.5 年、-12.9 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 15.2 分 → 2019年 11.9 分、-22.2 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 42.9 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 12.5 % → 2019年 14.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 12.5 % → 2019年 14.3 %)

吉野原駅74.5 万/坪(昨年同期比 -24.8 %)

吉野原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.5万円/坪(22.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -24.8%( -24.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 13.4年(昨年 3.2年から +321.3 %増)。平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 40.6 坪から -18.1 %減)。平均建物面積は 26.9 坪 (昨年 30.7 坪から -12.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 17.2 分 → 2019年 9.6 分、-44.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 3.2 年 → 2019年 13.4 年、+321.3 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 85.7 % → 2019年 60.0 %)

丸山駅59.5 万/坪(昨年同期比 -18.8 %)

丸山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.5万円/坪(18.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -18.8%( -13.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 19.8年(昨年 10.5年から +88.1 %増)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 40.5 坪から +19.6 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 30.3 坪から +0.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 16.8 分 → 2019年 7.0 分、-58.2 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 10.5 年 → 2019年 19.8 年、+88.1 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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