JR総武本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年7月〜9月期のJR総武本線 (千葉駅銚子駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.9万円/坪(14.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -6.7%( -3.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 136 件(1年前(2018年)に比べて -24.0%( -43件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 24.4年(昨年 22.1年から +10.3 %増)。平均土地面積は 78.5 坪 (昨年 79.0 坪から -0.6 %減)。平均建物面積は 45.6 坪 (昨年 43.0 坪から +6.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。四街道駅松尾駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東千葉駅で昨年に比べ +158.3 %、坪単価は 97.4 万円/坪となった。

上位 2 駅(東千葉駅成東駅)は +130.2 %(坪単価 +38.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(飯岡駅八街駅)は -65.9 %(坪単価 -25.4 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 0.6 % → 2019年 1.6 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.4 % → 2019年 4.4 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 22.1 年 → 2019年 24.4 年、+10.3 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 43.0 % → 2019年 50.4 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 26.1 % → 2019年 16.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった物井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.2万円/坪(29.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -4.2%( -4.3万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった飯岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -81.8%( -23.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

JR総武本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR総武本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
千葉駅63.9万/坪
(26.3年/73.2坪)
69.1万/坪
(18.2年/90.2坪)
83.5万/坪
(22.9年/100坪)
東千葉駅97.4万/坪
(4.5年/30.3坪)
37.7万/坪
(44.0年/19.7坪)
-
都賀駅74.3万/坪
(17.4年/89.0坪)
65.9万/坪
(15.2年/51.6坪)
68.7万/坪
(12.7年/59.0坪)
四街道駅71.4万/坪
(17.5年/49.0坪)
52.4万/坪
(19.9年/66.3坪)
57.4万/坪
(15.5年/56.8坪)
物井駅98.2万/坪
(-0.50年/56.0坪)
103万/坪
(5.2年/56.6坪)
73.9万/坪
(4.0年/64.0坪)
佐倉駅56.2万/坪
(26.5年/75.4坪)
65.9万/坪
(20.9年/76.5坪)
84.9万/坪
(13.5年/90.2坪)
南酒々井駅-38.1万/坪
(11.5年/44.6坪)
27.7万/坪
(24.5年/90.8坪)
榎戸駅19.0万/坪
(22.5年/49.3坪)
25.6万/坪
(31.5年/55.0坪)
27.0万/坪
(25.5年/41.2坪)
八街駅27.7万/坪
(32.1年/92.3坪)
55.3万/坪
(19.0年/48.8坪)
33.9万/坪
(17.5年/97.6坪)
日向駅11.8万/坪
(29.9年/48.7坪)
14.8万/坪
(20.2年/50.9坪)
13.5万/坪
(29.9年/56.5坪)
成東駅33.4万/坪
(25.9年/157坪)
16.5万/坪
(19.5年/52.9坪)
14.0万/坪
(31.9年/51.4坪)
松尾駅19.6万/坪
(26.5年/139坪)
12.2万/坪
(30.5年/97.4坪)
-
横芝駅12.2万/坪
(26.5年/237坪)
16.7万/坪
(31.8年/118坪)
16.2万/坪
(40.5年/303坪)
飯倉駅57.9万/坪
(11.5年/69.6坪)
-27.0万/坪
(22.3年/217坪)
八日市場駅--12.9万/坪
(44.5年/102坪)
干潟駅49.6万/坪
(14.8年/101坪)
90.5万/坪
(0.00年/141坪)
25.9万/坪
(23.5年/76.6坪)
旭駅-35.8万/坪
(25.5年/230坪)
20.0万/坪
(39.9年/144坪)
飯岡駅5.2万/坪
(40.0年/77.1坪)
28.3万/坪
(40.5年/107坪)
21.3万/坪
(24.2年/59.5坪)
倉橋駅--
猿田駅---
松岸駅-9.8万/坪
(34.2年/144坪)
20.5万/坪
(20.5年/51.4坪)
銚子駅22.8万/坪
(33.2年/73.3坪)
27.6万/坪
(38.5年/116坪)
26.2万/坪
(27.7年/54.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

東千葉駅97.4 万/坪(昨年同期比 +158.3 %)

東千葉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.4万円/坪(29.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +158.3%( +59.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 4.5年(昨年 44.0年から -89.8 %減)。平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 19.7 坪から +53.8 %増)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 20.4 坪から +40.7 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 44.0 年 → 2019年 4.5 年、-89.8 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.5 分 → 2019年 12.0 分、+26.3 %と大きく増加)

成東駅33.4 万/坪(昨年同期比 +102.2 %)

成東駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.4万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +102.2%( +16.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.9年(昨年 19.5年から +32.8 %増)。平均土地面積は 157.3 坪 (昨年 52.9 坪から +197.1 %増)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 27.2 坪から +5.6 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 90.0 分 → 2019年 24.6 分、-72.7 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 19.5 年 → 2019年 25.9 年、+32.8 %と大きく増加)

飯岡駅5.2 万/坪(昨年同期比 -81.8 %)

飯岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -81.8%( -23.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 40.0年(昨年 40.5年から -1.2 %減)。平均土地面積は 77.1 坪 (昨年 107.4 坪から -28.2 %減)。平均建物面積は 32.5 坪 (昨年 21.2 坪から +53.6 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 33.5 分 → 2019年 20.0 分、-40.3 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

八街駅27.7 万/坪(昨年同期比 -50.0 %)

八街駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.7万円/坪(8.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -50.0%( -27.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 32.1年(昨年 19.0年から +69.5 %増)。平均土地面積は 92.3 坪 (昨年 48.8 坪から +89.0 %増)。平均建物面積は 58.3 坪 (昨年 31.8 坪から +83.5 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 54.5 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 19.0 年 → 2019年 32.1 年、+69.5 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 27.2 分 → 2019年 36.6 分、+34.1 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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