京成千葉線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜12月期の京成千葉線 (京成津田沼駅千葉中央駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -0.1%( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 50 件(1年前(2020年)に比べて +8.7%( +4件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 12.6年(昨年 7.3年から +72.2 %増)。平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 49.8 坪から +9.4 %増)。平均建物面積は 56.4 坪 (昨年 39.1 坪から +44.1 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。京成稲毛駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは検見川駅で昨年に比べ -25.9 %、坪単価は 81.8 万円/坪となった。

上位 1 駅(みどり台駅)は +4.8 %(坪単価 +6.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(検見川駅)は -25.9 %(坪単価 -28.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 19.6 % → 2021年 22.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 7.3 年 → 2021年 12.6 年、+72.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.3 % → 2021年 14.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 69.8 % → 2021年 49.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となったみどり台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 134万円/坪(40.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +4.8%( +6.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった検見川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.8万円/坪(24.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -25.9%( -28.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -77.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

京成千葉線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
京成千葉線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
京成津田沼駅126万/坪
(10.2年/51.3坪)
123万/坪
(4.3年/42.7坪)
120万/坪
(8.7年/79.0坪)
京成幕張本郷駅---
京成幕張駅-108万/坪
(0.4年/30.3坪)
-
検見川駅81.8万/坪
(32.5年/69.6坪)
110万/坪
(19.9年/69.4坪)
61.9万/坪
(30.3年/206坪)
京成稲毛駅99.5万/坪
(17.5年/45.9坪)
110万/坪
(5.3年/50.7坪)
89.4万/坪
(29.8年/115坪)
みどり台駅134万/坪
(4.9年/38.4坪)
128万/坪
(4.6年/33.7坪)
110万/坪
(11.3年/73.6坪)
西登戸駅---
新千葉駅--180万/坪
(21.5年/151坪)
千葉中央駅81.1万/坪
(22.8年/197坪)
--

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

みどり台駅133.7 万/坪(昨年同期比 +4.8 %)

みどり台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 134万円/坪(40.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +4.8%( +6.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 4.9年(昨年 4.6年から +8.2 %増)。平均土地面積は 38.4 坪 (昨年 33.7 坪から +14.0 %増)。平均建物面積は 35.9 坪 (昨年 31.0 坪から +15.9 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 8.0 分 → 2021年 6.2 分、-21.9 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 % → 2021年 50.0 %)

検見川駅81.8 万/坪(昨年同期比 -25.9 %)

検見川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.8万円/坪(24.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -25.9%( -28.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -77.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 32.5年(昨年 19.9年から +63.1 %増)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 69.4 坪から +0.2 %増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 45.1 坪から +3.9 %増)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 44.4 % → 2021年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 19.9 年 → 2021年 32.5 年、+63.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 4.8 分 → 2021年 6.0 分、+25.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 28.6 % → 2021年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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