北総鉄道 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の北総鉄道 (矢切駅印旛日本医大駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +4.8%( +4.6万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 363 件(1年前(2018年)に比べて -6.7%( -26件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 6.4年(昨年 7.3年から -12.4 %減)。平均土地面積は 55.7 坪 (昨年 59.1 坪から -5.7 %減)。平均建物面積は 36.9 坪 (昨年 39.8 坪から -7.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が小幅減少。

値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全体的に上昇基調。松飛台駅白井駅印旛日本医大駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは印旛日本医大駅で昨年に比べ +46.6 %、坪単価は 126 万円/坪となった。

上位 2 駅(印旛日本医大駅白井駅)は +44.6 %(坪単価 +35.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(秋山駅西白井駅)は -19.0 %(坪単価 -16.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 7.3 年 → 2019年 6.4 年、-12.4 %と減少)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.3 % → 2019年 2.9 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 12.3 % → 2019年 9.4 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった印旛日本医大駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +46.6%( +40.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった西白井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.0万円/坪(18.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -14.7%( -10.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 25 件(1年前(2018年)に比べて -32.4%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。

北総鉄道(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
北総鉄道現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
矢切駅112万/坪
(9.7年/53.3坪)
98.4万/坪
(18.1年/54.1坪)
92.2万/坪
(11.5年/46.8坪)
北国分駅101万/坪
(8.4年/48.8坪)
89.5万/坪
(14.2年/74.3坪)
90.1万/坪
(13.4年/46.9坪)
秋山駅71.2万/坪
(15.4年/52.6坪)
92.8万/坪
(7.1年/57.8坪)
94.5万/坪
(2.8年/44.4坪)
東松戸駅107万/坪
(5.7年/45.6坪)
96.8万/坪
(6.6年/69.3坪)
87.6万/坪
(5.7年/64.9坪)
松飛台駅84.1万/坪
(7.5年/68.7坪)
64.2万/坪
(21.7年/87.4坪)
71.0万/坪
(10.8年/49.7坪)
大町駅-66.2万/坪
(14.5年/130坪)
54.7万/坪
(22.4年/172坪)
新鎌ケ谷駅93.6万/坪
(8.8年/39.0坪)
78.2万/坪
(20.3年/43.1坪)
116万/坪
(9.0年/41.7坪)
西白井駅62.0万/坪
(14.4年/48.5坪)
72.6万/坪
(9.8年/50.2坪)
67.6万/坪
(5.4年/58.8坪)
白井駅103万/坪
(10.1年/89.9坪)
72.5万/坪
(17.5年/73.9坪)
51.8万/坪
(21.5年/198坪)
小室駅91.3万/坪
(7.0年/48.4坪)
81.8万/坪
(7.5年/53.5坪)
84.2万/坪
(7.6年/72.3坪)
千葉ニュータウン中央駅98.1万/坪
(8.4年/61.4坪)
106万/坪
(4.4年/66.6坪)
97.3万/坪
(3.4年/59.1坪)
印西牧の原駅112万/坪
(1.1年/55.4坪)
108万/坪
(1.6年/53.7坪)
107万/坪
(1.3年/54.2坪)
印旛日本医大駅126万/坪
(2.2年/75.6坪)
85.8万/坪
(3.7年/56.1坪)
77.7万/坪
(8.6年/62.3坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

印旛日本医大駅125.7 万/坪(昨年同期比 +46.6 %)

印旛日本医大駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +46.6%( +40.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 2.2年(昨年 3.7年から -41.8 %減)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 56.1 坪から +34.8 %増)。平均建物面積は 36.8 坪 (昨年 32.8 坪から +12.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 3.7 年 → 2019年 2.2 年、-41.8 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 9.4 分 → 2019年 6.7 分、-28.7 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 30.0 % → 2019年 40.0 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 70.0 % → 2019年 55.6 %)

白井駅103.4 万/坪(昨年同期比 +42.5 %)

白井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +42.5%( +30.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて -17.6%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 10.1年(昨年 17.5年から -42.1 %減)。平均土地面積は 89.9 坪 (昨年 73.9 坪から +21.7 %増)。平均建物面積は 45.3 坪 (昨年 50.4 坪から -10.3 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 17.5 年 → 2019年 10.1 年、-42.1 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 41.2 % → 2019年 53.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 47.1 % → 2019年 15.4 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.9 % → 2019年 7.7 %)

秋山駅71.2 万/坪(昨年同期比 -23.3 %)

秋山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.2万円/坪(21.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -23.3%( -21.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 31 件(1年前(2018年)に比べて +138.5%( +18件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 15.4年(昨年 7.1年から +115.3 %増)。平均土地面積は 52.6 坪 (昨年 57.8 坪から -9.0 %減)。平均建物面積は 37.0 坪 (昨年 42.8 坪から -13.5 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 7.1 年 → 2019年 15.4 年、+115.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.9 分 → 2019年 14.6 分、+47.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 26.7 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 58.3 % → 2019年 30.0 %)

西白井駅62.0 万/坪(昨年同期比 -14.7 %)

西白井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.0万円/坪(18.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -14.7%( -10.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 25 件(1年前(2018年)に比べて -32.4%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 14.4年(昨年 9.8年から +48.0 %増)。平均土地面積は 48.5 坪 (昨年 50.2 坪から -3.4 %減)。平均建物面積は 31.5 坪 (昨年 31.0 坪から +1.8 %増)。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.7 % → 2019年 8.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 9.8 年 → 2019年 14.4 年、+48.0 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2018年 16.1 分 → 2019年 18.7 分、+15.8 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 60.0 % → 2019年 33.3 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 22.9 % → 2019年 25.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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