北総鉄道 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期の北総鉄道 (矢切駅印旛日本医大駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +8.2%( +7.9万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 106 件(1年前(2018年)に比べて +1.0%( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。

平均築年数は 5.6年(昨年 7.9年から -29.3 %減)。平均土地面積は 55.1 坪 (昨年 60.6 坪から -9.1 %減)。平均建物面積は 35.8 坪 (昨年 40.8 坪から -12.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全体的に上昇基調。西白井駅白井駅小室駅印旛日本医大駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは白井駅で昨年に比べ +60.0 %、坪単価は 82.0 万円/坪となった。

上位 2 駅(白井駅印旛日本医大駅)は +57.7 %(坪単価 +38.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新鎌ケ谷駅秋山駅)は -34.2 %(坪単価 -36.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 7.9 年 → 2019年 5.6 年、-29.3 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 15.7 分 → 2019年 13.8 分、-11.8 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.7 % → 2019年 12.3 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 15.7 % → 2019年 5.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった東松戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 139万円/坪(42.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +5.7%( +7.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった新鎌ケ谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.4万円/坪(17.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -44.2%( -46.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

北総鉄道(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
北総鉄道現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
矢切駅115万/坪
(10.1年/52.7坪)
109万/坪
(20.4年/62.5坪)
104万/坪
(12.5年/47.5坪)
北国分駅97.4万/坪
(10.6年/63.5坪)
91.2万/坪
(11.9年/109坪)
85.8万/坪
(11.8年/41.4坪)
秋山駅85.0万/坪
(7.7年/58.6坪)
112万/坪
(0.3年/45.9坪)
114万/坪
(2.0年/46.7坪)
東松戸駅139万/坪
(0年/54.5坪)
131万/坪
(4.0年/45.4坪)
88.9万/坪
(6.0年/43.9坪)
松飛台駅-92.6万/坪
(0年/37.8坪)
-
大町駅-92.6万/坪
(1.0年/37.8坪)
16.2万/坪
(45.0年/303坪)
新鎌ケ谷駅58.4万/坪
(16.0年/48.4坪)
105万/坪
(8.5年/45.0坪)
6.3万/坪
(40.0年/42.4坪)
西白井駅69.6万/坪
(13.0年/44.9坪)
53.7万/坪
(14.0年/44.5坪)
77.2万/坪
(6.0年/47.3坪)
白井駅82.0万/坪
(0年/56.0坪)
51.2万/坪
(20.3年/57.5坪)
59.2万/坪
(14.0年/279坪)
小室駅96.5万/坪
(4.8年/45.8坪)
72.9万/坪
(15.6年/64.3坪)
98.0万/坪
(0.7年/58.4坪)
千葉ニュータウン中央駅97.4万/坪
(12.5年/81.2坪)
116万/坪
(1.4年/51.9坪)
107万/坪
(4.4年/63.4坪)
印西牧の原駅113万/坪
(0.6年/53.3坪)
102万/坪
(2.7年/53.1坪)
96.9万/坪
(3.9年/54.0坪)
印旛日本医大駅131万/坪
(9.5年/77.1坪)
84.3万/坪
(0.5年/54.8坪)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

白井駅82.0 万/坪(昨年同期比 +60.0 %)

白井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.0万円/坪(24.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +60.0%( +30.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.0年(昨年 20.3年から -100.0 %減)。平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 57.5 坪から -2.6 %減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 32.9 坪から +14.9 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 20.3 年 → 2019年 0.0 年、-100.0 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 100.0 %)

印旛日本医大駅131.0 万/坪(昨年同期比 +55.4 %)

印旛日本医大駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 131万円/坪(39.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +55.4%( +46.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 9.5年(昨年 0.5年から +1801.1 %増)。平均土地面積は 77.1 坪 (昨年 54.8 坪から +40.7 %増)。平均建物面積は 37.1 坪 (昨年 33.3 坪から +11.4 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 11.5 分 → 2019年 5.5 分、-52.2 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 0.5 年 → 2019年 9.5 年、+1801.1 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 50.0 %)

新鎌ケ谷駅58.4 万/坪(昨年同期比 -44.2 %)

新鎌ケ谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.4万円/坪(17.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -44.2%( -46.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 16.0年(昨年 8.5年から +88.2 %増)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 45.0 坪から +7.6 %増)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 52.9 坪から -28.6 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 8.5 年 → 2019年 16.0 年、+88.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 11.8 分 → 2019年 14.5 分、+23.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 50.0 %)

秋山駅85.0 万/坪(昨年同期比 -24.3 %)

秋山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.0万円/坪(25.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -24.3%( -27.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 7.7年(昨年 0.3年から +2201.4 %増)。平均土地面積は 58.6 坪 (昨年 45.9 坪から +27.6 %増)。平均建物面積は 55.1 坪 (昨年 50.9 坪から +8.2 %増)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 42.9 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 0.3 年 → 2019年 7.7 年、+2201.4 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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