JR日高本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜3月期のJR日高本線 (苫小牧駅鵡川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.3万円/坪(13.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +36.6%( +12.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 27 件(1年前(2021年)に比べて +17.4%( +4件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 26.9年(昨年 29.9年から -10.0 %減)。平均土地面積は 92.4 坪 (昨年 108.6 坪から -15.0 %減)。平均建物面積は 70.3 坪 (昨年 46.3 坪から +51.9 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。苫小牧駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは苫小牧駅で昨年に比べ +20.6 %、坪単価は 48.9 万円/坪となった。

上位 1 駅(苫小牧駅)は +20.6 %(坪単価 +8.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鵡川駅)は -18.0 %(坪単価 -1.3 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2021年 29.9 年 → 2022年 26.9 年、-10.0 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 17.4 % → 2022年 25.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 34.8 % → 2022年 25.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 34.8 % → 2022年 41.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった苫小牧駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.9万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +20.6%( +8.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 25 件(1年前(2021年)に比べて +38.9%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった鵡川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -18.0%( -1.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR日高本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR日高本線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
苫小牧駅48.9万/坪
(26.0年/90.4坪)
40.6万/坪
(28.3年/73.8坪)
30.5万/坪
(29.7年/92.0坪)
勇払駅-3.7万/坪
(47.0年/106坪)
-
浜厚真駅---
鵡川駅6.0万/坪
(36.5年/116坪)
7.3万/坪
(32.8年/266坪)
28.1万/坪
(19.0年/154坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

苫小牧駅48.9 万/坪(昨年同期比 +20.6 %)

苫小牧駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.9万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +20.6%( +8.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 25 件(1年前(2021年)に比べて +38.9%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 26.0年(昨年 28.3年から -8.1 %減)。平均土地面積は 90.4 坪 (昨年 73.8 坪から +22.5 %増)。平均建物面積は 73.6 坪 (昨年 44.3 坪から +66.1 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 22.7 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 22.2 % → 2022年 27.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 27.8 % → 2022年 40.9 %)

鵡川駅6.0 万/坪(昨年同期比 -18.0 %)

鵡川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -18.0%( -1.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 36.5年(昨年 32.8年から +11.4 %増)。平均土地面積は 116.5 坪 (昨年 266.2 坪から -56.2 %減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 60.1 坪から -42.1 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 75.0 % → 2022年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 32.8 年 → 2022年 36.5 年、+11.4 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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