JR富良野線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期のJR富良野線 (旭川駅富良野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.2万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +3.5%( +1.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 109 件(1年前(2018年)に比べて -10.7%( -13件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 28.0年(昨年 29.3年から -4.4 %減)。平均土地面積は 89.6 坪 (昨年 98.3 坪から -8.9 %減)。平均建物面積は 45.8 坪 (昨年 54.4 坪から -15.9 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。美瑛駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは美瑛駅で昨年に比べ +20.6 %、坪単価は 32.1 万円/坪となった。

上位 1 駅(美瑛駅)は +20.6 %(坪単価 +5.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(富良野駅)は -5.7 %(坪単価 -1.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 10.0 % → 2019年 16.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 40.8 % → 2019年 31.1 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 30.8 % → 2019年 41.5 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 2.5 % → 2019年 1.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった旭川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.8万円/坪(9.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +4.2%( +1.3万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 97 件(1年前(2018年)に比べて -11.0%( -12件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった富良野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.1万円/坪(8.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -5.7%( -1.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +14.3%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。

JR富良野線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR富良野線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
旭川駅32.8万/坪
(28.0年/81.6坪)
31.5万/坪
(29.8年/96.1坪)
31.4万/坪
(25.0年/90.9坪)
神楽岡駅---
西御料駅---
西瑞穂駅---
西神楽駅---
西聖和駅--48.7万/坪
(13.0年/103坪)
千代ケ岡駅---
北美瑛駅---
美瑛駅32.1万/坪
(22.3年/315坪)
26.6万/坪
(24.3年/120坪)
44.9万/坪
(5.0年/87.7坪)
美馬牛駅---
上富良野駅12.9万/坪
(39.0年/93.8坪)
-5.9万/坪
(52.0年/95.3坪)
西中駅---
中富良野駅--6.9万/坪
(39.0年/393坪)
鹿討駅---
学田駅---
富良野駅28.1万/坪
(27.9年/127坪)
29.8万/坪
(25.6年/118坪)
45.3万/坪
(21.5年/185坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

美瑛駅32.1 万/坪(昨年同期比 +20.6 %)

美瑛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.1万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +20.6%( +5.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 22.3年(昨年 24.3年から -8.2 %減)。平均土地面積は 314.6 坪 (昨年 120.5 坪から +161.1 %増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 47.4 坪から -4.3 %減)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 33.3 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 10.3 分 → 2019年 82.7 分、+700.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 33.3 %)

富良野駅28.1 万/坪(昨年同期比 -5.7 %)

富良野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.1万円/坪(8.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -5.7%( -1.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +14.3%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 27.9年(昨年 25.6年から +9.0 %増)。平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 118.0 坪から +7.7 %増)。平均建物面積は 76.8 坪 (昨年 66.3 坪から +15.8 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 27.7 分 → 2019年 10.1 分、-63.5 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 % → 2019年 25.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 28.6 % → 2019年 37.5 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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