函館市電宝来・谷地頭線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の函館市電宝来・谷地頭線 (十字街駅谷地頭駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.6万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -14.7%( -3.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 36.9年(昨年 35.4年から +4.2 %増)。平均土地面積は 78.0 坪 (昨年 56.4 坪から +38.3 %増)。平均建物面積は 81.7 坪 (昨年 47.9 坪から +70.7 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。谷地頭駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは谷地頭駅で昨年に比べ +27.1 %、坪単価は 26.2 万円/坪となった。

上位 1 駅(谷地頭駅)は +27.1 %(坪単価 +5.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(青柳町駅)は -54.2 %(坪単価 -7.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 45.5 % → 2019年 54.5 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 4.2 分 → 2019年 4.8 分、+15.2 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 44.4 % → 2019年 50.0 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 27.3 % → 2019年 18.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった谷地頭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.2万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +27.1%( +5.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった青柳町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -54.2%( -7.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

函館市電宝来・谷地頭線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
函館市電宝来・谷地頭線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
十字街駅15.6万/坪
(38.6年/48.1坪)
25.4万/坪
(12.9年/84.3坪)
13.4万/坪
(0年/121坪)
宝来町駅19.1万/坪
(24.0年/54.5坪)
23.8万/坪
(33.5年/27.2坪)
22.8万/坪
(42.9年/65.8坪)
青柳町駅6.6万/坪
(50.8年/36.3坪)
14.4万/坪
(36.9年/35.5坪)
-
谷地頭駅26.2万/坪
(34.9年/157坪)
20.6万/坪
(50.7年/52.4坪)
12.7万/坪
(46.4年/66.9坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

谷地頭駅26.2 万/坪(昨年同期比 +27.1 %)

谷地頭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.2万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +27.1%( +5.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 34.9年(昨年 50.7年から -31.2 %減)。平均土地面積は 157.3 坪 (昨年 52.4 坪から +200.0 %増)。平均建物面積は 176.5 坪 (昨年 19.7 坪から +797.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 50.7 年 → 2019年 34.9 年、-31.2 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 66.7 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 66.7 %)

青柳町駅6.6 万/坪(昨年同期比 -54.2 %)

青柳町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -54.2%( -7.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 50.8年(昨年 36.9年から +37.6 %増)。平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 35.5 坪から +2.1 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 31.0 坪から -2.4 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 36.9 年 → 2019年 50.8 年、+37.6 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 3.0 分 → 2019年 7.0 分、+133.3 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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