中古一戸建て相場の概況
2019年4月〜6月期のJR山陽本線 (姫路駅~上郡駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.8万円/坪(16.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +14.0%( +6.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 69 件(1年前(2018年)に比べて +16.9%( +10件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 23.7年(昨年 23.4年から +1.3 %増)。平均土地面積は 84.5 坪 (昨年 70.5 坪から +19.9 %増)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 53.5 坪から -6.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。姫路駅、網干駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは上郡駅で昨年に比べ +153.1 %、坪単価は 18.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(上郡駅)は +153.1 %(坪単価 +11.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(英賀保駅)は -13.8 %(坪単価 -8.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 24.5 % → 2019年 29.8 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 26.4 % → 2019年 26.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 28.3 % → 2019年 33.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったはりま勝原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.8万円/坪(26.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -6.2%( -5.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +60.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上郡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.4万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +153.1%( +11.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +500.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR山陽本線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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姫路駅 | 54.5万/坪 (28.8年/70.3坪) | 44.8万/坪 (24.3年/81.1坪) | 44.0万/坪 (28.1年/59.1坪) |
英賀保駅 | 55.7万/坪 (18.5年/118坪) | 64.6万/坪 (19.9年/58.5坪) | 59.7万/坪 (14.3年/101坪) |
はりま勝原駅 | 88.8万/坪 (10.4年/45.9坪) | 94.7万/坪 (12.5年/60.8坪) | 85.9万/坪 (11.6年/59.5坪) |
網干駅 | 50.1万/坪 (17.8年/43.0坪) | 39.3万/坪 (24.1年/43.4坪) | 61.1万/坪 (22.3年/46.2坪) |
竜野駅 | 19.1万/坪 (21.3年/102坪) | - | 46.5万/坪 (49.6年/73.7坪) |
相生駅 | - | 22.1万/坪 (32.3年/56.0坪) | 0.7万/坪 (50.3年/72.6坪) |
有年駅 | - | 27.2万/坪 (0年/106坪) | 13.4万/坪 (33.3年/135坪) |
上郡駅 | 18.4万/坪 (36.1年/203坪) | 7.3万/坪 (26.3年/212坪) | 14.5万/坪 (26.1年/132坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
上郡駅 18.4 万/坪(昨年同期比 +153.1 %)
上郡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.4万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +153.1%( +11.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +500.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.1年(昨年 26.3年から +37.3 %増)。平均土地面積は 202.7 坪 (昨年 211.8 坪から -4.3 %減)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 178.5 坪から -72.9 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 60.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 26.3 年 → 2019年 36.1 年、+37.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 23.0 分 → 2019年 47.3 分、+105.8 %と大きく増加)
英賀保駅 55.7 万/坪(昨年同期比 -13.8 %)
英賀保駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.7万円/坪(16.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -13.8%( -8.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて +266.7%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.5年(昨年 19.9年から -7.4 %減)。平均土地面積は 118.3 坪 (昨年 58.5 坪から +102.2 %増)。平均建物面積は 88.3 坪 (昨年 33.3 坪から +165.5 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示