JR山陰本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期のJR山陰本線 (梁瀬駅居組駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.7万円/坪(13.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +132.7%( +26.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 30 件(1年前(2018年)に比べて +7.1%( +2件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 27.8年(昨年 34.9年から -20.2 %減)。平均土地面積は 112.3 坪 (昨年 99.5 坪から +12.8 %増)。平均建物面積は 44.0 坪 (昨年 54.5 坪から -19.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。養父駅豊岡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは八鹿駅で昨年に比べ +3683.8 %、坪単価は 27.8 万円/坪となった。

上位 2 駅(八鹿駅国府駅)は +2023.4 %(坪単価 +39.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(和田山駅養父駅)は -38.1 %(坪単価 -11.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 34.9 年 → 2019年 27.8 年、-20.2 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 47.4 分 → 2019年 38.6 分、-18.6 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 8.7 % → 2019年 30.4 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 7.1 % → 2019年 16.7 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 47.8 % → 2019年 52.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった梁瀬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +281.6%( +97.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった和田山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.24万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -96.8%( -23.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR山陰本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR山陰本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
梁瀬駅132万/坪
(0年/52.9坪)
34.7万/坪
(26.7年/108坪)
93.3万/坪
(0年/81.7坪)
和田山駅0.8万/坪
(21.0年/58.2坪)
24.7万/坪
(38.0年/81.7坪)
19.4万/坪
(25.0年/175坪)
養父駅10.6万/坪
(45.0年/78.7坪)
8.8万/坪
(28.0年/169坪)
12.5万/坪
(32.0年/90.8坪)
八鹿駅27.8万/坪
(33.5年/164坪)
0.7万/坪
(51.0年/43.9坪)
35.4万/坪
(25.6年/178坪)
江原駅48.8万/坪
(24.3年/75.6坪)
11.8万/坪
(0年/269坪)
49.6万/坪
(28.0年/140坪)
国府駅65.6万/坪
(12.8年/58.0坪)
14.2万/坪
(65.0年/21.2坪)
65.7万/坪
(2.7年/108坪)
豊岡駅38.4万/坪
(37.5年/180坪)
23.4万/坪
(31.1年/102坪)
32.4万/坪
(29.2年/50.1坪)
玄武洞駅---
城崎温泉駅42.0万/坪
(49.0年/53.7坪)
17.9万/坪
(51.0年/84.7坪)
55.9万/坪
(18.5年/43.9坪)
竹野駅---
佐津駅---
柴山駅---
香住駅-7.4万/坪
(39.5年/70.1坪)
6.0万/坪
(40.4年/106坪)
鎧駅---
餘部駅---
久谷駅---
浜坂駅-10.9万/坪
(23.5年/107坪)
32.4万/坪
(31.0年/53.7坪)
諸寄駅9.0万/坪
(0年/59.0坪)
--
居組駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

八鹿駅27.8 万/坪(昨年同期比 +3683.8 %)

八鹿駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.8万円/坪(8.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +3683.8%( +27.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 33.5年(昨年 51.0年から -34.3 %減)。平均土地面積は 164.1 坪 (昨年 43.9 坪から +274.1 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 40.8 坪から -14.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 51.0 年 → 2019年 33.5 年、-34.3 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 120.0 分 → 2019年 74.5 分、-37.9 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 50.0 %)

国府駅65.6 万/坪(昨年同期比 +362.9 %)

国府駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.6万円/坪(19.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +362.9%( +51.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +500.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 12.8年(昨年 65.0年から -80.3 %減)。平均土地面積は 58.0 坪 (昨年 21.2 坪から +173.8 %増)。平均建物面積は 28.5 坪 (昨年 10.6 坪から +169.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 65.0 年 → 2019年 12.8 年、-80.3 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 120.0 分 → 2019年 105.0 分、-12.5 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 20.0 %)

和田山駅0.8 万/坪(昨年同期比 -96.8 %)

和田山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.24万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -96.8%( -23.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 21.0年(昨年 38.0年から -44.7 %減)。平均土地面積は 58.2 坪 (昨年 81.7 坪から -28.7 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 35.5 坪から -14.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 38.0 年 → 2019年 21.0 年、-44.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 24.8 分 → 2019年 30.0 分、+21.2 %と大きく増加)

養父駅10.6 万/坪(昨年同期比 +20.6 %)

養父駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.6万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +20.6%( +1.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 45.0年(昨年 28.0年から +60.7 %増)。平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 169.4 坪から -53.6 %減)。平均建物面積は 22.7 坪 (昨年 78.7 坪から -71.2 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 74.5 分 → 2019年 30.0 分、-59.7 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 28.0 年 → 2019年 45.0 年、+60.7 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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