中古一戸建て相場の概況
2019年10月〜12月期の阪神なんば線 (尼崎駅~大物駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.8万円/坪(23.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -19.2%( -18.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2018年)に比べて +35.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 20.9年から +16.2 %増)。平均土地面積は 53.4 坪 (昨年 54.0 坪から -1.1 %減)。平均建物面積は 82.9 坪 (昨年 48.4 坪から +71.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(尼崎駅)は -21.0 %(坪単価 -20.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(尼崎駅)は -21.0 %(坪単価 -20.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 12.5 分 → 2019年 10.8 分、-13.3 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 30.8 % → 2019年 33.3 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 23.1 % → 2019年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2018年 20.9 年 → 2019年 24.3 年、+16.2 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 23.1 % → 2019年 46.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった尼崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.1万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -21.0%( -20.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった尼崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.1万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -21.0%( -20.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(前年比変わらず)。
阪神なんば線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
尼崎駅 | 76.1万/坪 (28.0年/60.5坪) | 96.3万/坪 (20.9年/54.0坪) | 75.7万/坪 (29.0年/44.5坪) |
大物駅 | 82.2万/坪 (9.4年/33.6坪) | - | 101万/坪 (11.4年/41.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
尼崎駅 76.1 万/坪(昨年同期比 -21.0 %)
尼崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.1万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -21.0%( -20.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 28.0年(昨年 20.9年から +33.9 %増)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 54.0 坪から +12.0 %増)。平均建物面積は 82.5 坪 (昨年 48.4 坪から +70.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 12.5 分 → 2019年 10.9 分、-12.6 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 20.9 年 → 2019年 28.0 年、+33.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 23.1 % → 2019年 50.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 30.8 % → 2019年 25.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示