阪神なんば線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期の阪神なんば線 (尼崎駅大物駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 563万円/坪(170万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +680.8%( +490.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2018年)に比べて -18.2%( -4件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 26.3年(昨年 19.8年から +32.4 %増)。平均土地面積は 49.2 坪 (昨年 43.6 坪から +12.9 %増)。平均建物面積は 37.5 坪 (昨年 67.2 坪から -44.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。大物駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは大物駅で昨年に比べ -15.8 %、坪単価は 44.3 万円/坪となった。

上位 1 駅(尼崎駅)は +803.7 %(坪単価 +606.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大物駅)は -15.8 %(坪単価 -8.3 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.3 % → 2019年 6.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 19.8 年 → 2019年 26.3 年、+32.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 21.1 % → 2019年 33.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 42.1 % → 2019年 13.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった尼崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 682万円/坪(206万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +803.7%( +606.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(1年前(2018年)に比べて -16.7%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった大物駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.3万円/坪(13.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -15.8%( -8.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

阪神なんば線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
阪神なんば線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
尼崎駅682万/坪
(25.7年/52.0坪)
75.5万/坪
(18.3年/44.4坪)
81.4万/坪
(16.4年/40.1坪)
大物駅44.3万/坪
(30.3年/36.3坪)
52.6万/坪
(27.9年/40.1坪)
55.8万/坪
(29.3年/23.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

尼崎駅682.5 万/坪(昨年同期比 +803.7 %)

尼崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 682万円/坪(206万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +803.7%( +606.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(1年前(2018年)に比べて -16.7%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 25.7年(昨年 18.3年から +40.0 %増)。平均土地面積は 52.0 坪 (昨年 44.4 坪から +17.1 %増)。平均建物面積は 34.2 坪 (昨年 70.6 坪から -51.6 %減)。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.2 % → 2019年 7.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 18.3 年 → 2019年 25.7 年、+40.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 18.8 % → 2019年 30.8 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 43.8 % → 2019年 15.4 %)

大物駅44.3 万/坪(昨年同期比 -15.8 %)

大物駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.3万円/坪(13.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -15.8%( -8.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 30.3年(昨年 27.9年から +8.4 %増)。平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 40.1 坪から -9.4 %減)。平均建物面積は 51.9 坪 (昨年 47.9 坪から +8.4 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 3.8 分 → 2019年 9.7 分、+157.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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