阪急甲陽線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期の阪急甲陽線 (夙川駅甲陽園駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 144万円/坪(43.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +3.6%( +5.0万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 19 件(1年前(2018年)に比べて -32.1%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 15.9年(昨年 24.4年から -34.8 %減)。平均土地面積は 90.6 坪 (昨年 64.0 坪から +41.6 %増)。平均建物面積は 42.0 坪 (昨年 39.9 坪から +5.2 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。甲陽園駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは甲陽園駅で昨年に比べ +40.7 %、坪単価は 153 万円/坪となった。

上位 1 駅(甲陽園駅)は +40.7 %(坪単価 +44.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(夙川駅)は -18.0 %(坪単価 -32.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 24.4 年 → 2019年 15.9 年、-34.8 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 19.2 % → 2019年 47.4 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 30.8 % → 2019年 15.8 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 7.1 % → 2019年 5.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった甲陽園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 153万円/坪(46.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +40.7%( +44.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった苦楽園口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 128万円/坪(38.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -15.0%( -22.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて -45.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

阪急甲陽線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
阪急甲陽線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
夙川駅146万/坪
(22.8年/34.8坪)
178万/坪
(25.8年/52.6坪)
230万/坪
(25.8年/103坪)
苦楽園口駅128万/坪
(12.7年/49.2坪)
151万/坪
(25.4年/54.0坪)
140万/坪
(21.2年/52.9坪)
甲陽園駅153万/坪
(15.0年/143坪)
109万/坪
(22.8年/77.8坪)
122万/坪
(8.6年/85.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

甲陽園駅153.1 万/坪(昨年同期比 +40.7 %)

甲陽園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 153万円/坪(46.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +40.7%( +44.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 15.0年(昨年 22.8年から -34.3 %減)。平均土地面積は 143.0 坪 (昨年 77.8 坪から +83.9 %増)。平均建物面積は 51.9 坪 (昨年 44.1 坪から +17.7 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 22.8 年 → 2019年 15.0 年、-34.3 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 17.7 分 → 2019年 10.6 分、-40.3 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 36.4 % → 2019年 11.1 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 18.2 % → 2019年 33.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 36.4 % → 2019年 33.3 %)

夙川駅146.0 万/坪(昨年同期比 -18.0 %)

夙川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 146万円/坪(44.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -18.0%( -32.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 22.8年(昨年 25.8年から -11.8 %減)。平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 52.6 坪から -33.9 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 43.6 坪から -34.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 25.8 年 → 2019年 22.8 年、-11.8 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 80.0 % → 2019年 25.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 7.8 分 → 2019年 14.5 分、+85.9 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 25.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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