阪急伊丹線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期の阪急伊丹線 (塚口駅伊丹駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.1万円/坪(29.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -5.5%( -5.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 72 件(1年前(2018年)に比べて -1.4%( -1件/坪)と僅かに減少しています。)。

平均築年数は 22.8年(昨年 21.0年から +8.9 %増)。平均土地面積は 49.2 坪 (昨年 55.7 坪から -11.6 %減)。平均建物面積は 51.0 坪 (昨年 52.8 坪から -3.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。稲野駅伊丹駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは伊丹駅で昨年に比べ +5.7 %、坪単価は 89.0 万円/坪となった。

上位 1 駅(伊丹駅)は +5.7 %(坪単価 +4.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(塚口駅)は -13.4 %(坪単価 -15.2 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 18.6 % → 2019年 27.9 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 35.7 % → 2019年 27.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった稲野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(33.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +5.3%( +5.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて -9.1%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった伊丹駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.0万円/坪(26.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +5.7%( +4.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 35 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。

阪急伊丹線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
阪急伊丹線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
塚口駅98.6万/坪
(17.4年/58.1坪)
114万/坪
(19.6年/49.3坪)
85.1万/坪
(29.3年/54.8坪)
稲野駅109万/坪
(20.0年/46.1坪)
104万/坪
(19.6年/42.5坪)
99.9万/坪
(28.4年/29.2坪)
新伊丹駅103万/坪
(30.0年/76.8坪)
112万/坪
(17.3年/44.2坪)
87.8万/坪
(26.3年/31.9坪)
伊丹駅89.0万/坪
(24.6年/37.9坪)
84.2万/坪
(25.0年/73.5坪)
87.8万/坪
(13.0年/49.5坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

伊丹駅89.0 万/坪(昨年同期比 +5.7 %)

伊丹駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.0万円/坪(26.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +5.7%( +4.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 35 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 24.6年(昨年 25.0年から -1.5 %減)。平均土地面積は 37.9 坪 (昨年 73.5 坪から -48.5 %減)。平均建物面積は 34.9 坪 (昨年 64.1 坪から -45.5 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 25.1 分 → 2019年 21.7 分、-13.4 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 39.1 % → 2019年 32.4 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 17.4 % → 2019年 26.5 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 30.4 % → 2019年 29.4 %)

塚口駅98.6 万/坪(昨年同期比 -13.4 %)

塚口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.6万円/坪(29.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -13.4%( -15.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 17 件(1年前(2018年)に比べて -29.2%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 17.4年(昨年 19.6年から -11.1 %減)。平均土地面積は 58.1 坪 (昨年 49.3 坪から +17.9 %増)。平均建物面積は 58.5 坪 (昨年 52.1 坪から +12.3 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 19.6 年 → 2019年 17.4 年、-11.1 %と減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 10.9 分 → 2019年 13.1 分、+19.6 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 41.7 % → 2019年 35.3 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.8 % → 2019年 23.5 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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