阪急今津線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜3月期の阪急今津線 (宝塚駅今津駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 130万円/坪(39.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +4.4%( +5.5万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 80 件(1年前(2021年)に比べて +56.9%( +29件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.7年(昨年 24.6年から -3.6 %減)。平均土地面積は 58.9 坪 (昨年 58.7 坪から +0.2 %増)。平均建物面積は 51.9 坪 (昨年 34.8 坪から +49.3 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。宝塚南口駅仁川駅甲東園駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは甲東園駅で昨年に比べ +46.8 %、坪単価は 167 万円/坪となった。

上位 2 駅(甲東園駅宝塚南口駅)は +35.9 %(坪単価 +41.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(西宮北口駅門戸厄神駅)は -15.6 %(坪単価 -28.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 32.7 % → 2022年 27.5 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2021年 30.6 % → 2022年 31.2 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 26.5 % → 2022年 27.5 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 7.8 % → 2022年 7.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった甲東園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 167万円/坪(50.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +46.8%( +53.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった宝塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.0万円/坪(29.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -4.8%( -4.9万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

阪急今津線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
阪急今津線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
宝塚駅97.0万/坪
(23.3年/44.4坪)
102万/坪
(28.4年/60.8坪)
97.9万/坪
(20.7年/55.1坪)
宝塚南口駅146万/坪
(14.0年/60.5坪)
117万/坪
(20.0年/58.6坪)
71.5万/坪
(30.0年/121坪)
逆瀬川駅114万/坪
(28.2年/60.2坪)
97.0万/坪
(18.5年/62.5坪)
108万/坪
(16.7年/46.2坪)
小林駅98.8万/坪
(31.9年/39.5坪)
97.0万/坪
(30.8年/40.2坪)
104万/坪
(17.7年/41.6坪)
仁川駅136万/坪
(22.5年/44.1坪)
112万/坪
(31.9年/58.5坪)
135万/坪
(13.2年/47.8坪)
甲東園駅167万/坪
(33.9年/58.7坪)
114万/坪
(29.7年/50.9坪)
118万/坪
(27.0年/29.7坪)
門戸厄神駅139万/坪
(21.1年/75.6坪)
148万/坪
(19.1年/81.8坪)
124万/坪
(8.6年/39.7坪)
西宮北口駅141万/坪
(14.2年/61.6坪)
188万/坪
(20.7年/34.0坪)
163万/坪
(16.3年/32.8坪)
阪神国道駅203万/坪
(0年/106坪)
-21.3万/坪
(43.0年/21.2坪)
今津駅184万/坪
(5.0年/121坪)
-140万/坪
(6.0年/26.5坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

甲東園駅167.2 万/坪(昨年同期比 +46.8 %)

甲東園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 167万円/坪(50.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +46.8%( +53.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 33.9年(昨年 29.7年から +14.0 %増)。平均土地面積は 58.7 坪 (昨年 50.9 坪から +15.3 %増)。平均建物面積は 48.1 坪 (昨年 43.9 坪から +9.8 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 29.7 年 → 2022年 33.9 年、+14.0 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.3 分 → 2022年 14.7 分、+57.1 %と大きく増加)

宝塚南口駅146.4 万/坪(昨年同期比 +24.9 %)

宝塚南口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 146万円/坪(44.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +24.9%( +29.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 14.0年(昨年 20.0年から -30.0 %減)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 58.6 坪から +3.2 %増)。平均建物面積は 90.2 坪 (昨年 32.1 坪から +180.8 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 20.0 年 → 2022年 14.0 年、-30.0 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 16.5 分 → 2022年 5.3 分、-67.7 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 33.3 %)

西宮北口駅140.9 万/坪(昨年同期比 -25.2 %)

西宮北口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 141万円/坪(42.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -25.2%( -47.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて +83.3%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 14.2年(昨年 20.7年から -31.4 %減)。平均土地面積は 61.6 坪 (昨年 34.0 坪から +81.0 %増)。平均建物面積は 73.1 坪 (昨年 26.7 坪から +173.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 20.7 年 → 2022年 14.2 年、-31.4 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2021年 16.5 分 → 2022年 14.8 分、-10.2 %と減少)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 45.5 %)

門戸厄神駅138.7 万/坪(昨年同期比 -6.0 %)

門戸厄神駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 139万円/坪(42.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -6.0%( -8.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 15 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 21.1年(昨年 19.1年から +10.3 %増)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 81.8 坪から -7.6 %減)。平均建物面積は 68.5 坪 (昨年 42.5 坪から +61.0 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 20.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 19.1 年 → 2022年 21.1 年、+10.3 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 26.7 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 40.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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