【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期の能勢電鉄日生線 (山下駅~日生中央駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.7万円/坪(18.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +25.0%( +12.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2020年)に比べて +85.7%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.7年(昨年 29.4年から -5.7 %減)。平均土地面積は 66.2 坪 (昨年 57.9 坪から +14.3 %増)。平均建物面積は 36.6 坪 (昨年 34.8 坪から +5.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。山下駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは山下駅で昨年に比べ +25.9 %、坪単価は 41.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(山下駅)は +25.9 %(坪単価 +8.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(日生中央駅)は +17.9 %(坪単価 +9.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 30.3 分 → 2021年 14.0 分、-53.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 71.4 % → 2021年 38.5 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 15.4 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 30.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった日生中央駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.5万円/坪(19.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +17.9%( +9.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて +120.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.8万円/坪(12.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +25.9%( +8.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
能勢電鉄日生線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
山下駅 | 41.8万/坪 (41.3年/54.5坪) | 33.2万/坪 (39.8年/38.6坪) | 63.6万/坪 (19.1年/50.2坪) |
日生中央駅 | 64.5万/坪 (25.3年/68.3坪) | 54.7万/坪 (25.3年/65.6坪) | 49.4万/坪 (25.6年/110坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
山下駅 41.8 万/坪(昨年同期比 +25.9 %)
山下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.8万円/坪(12.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +25.9%( +8.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 41.3年(昨年 39.8年から +3.8 %増)。平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 38.6 坪から +41.2 %増)。平均建物面積は 34.0 坪 (昨年 29.5 坪から +15.4 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 50.0 %)
日生中央駅 64.5 万/坪(昨年同期比 +17.9 %)
日生中央駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.5万円/坪(19.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +17.9%( +9.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて +120.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.3年(昨年 25.3年から -0.0 %減)。平均土地面積は 68.3 坪 (昨年 65.6 坪から +4.1 %増)。平均建物面積は 37.1 坪 (昨年 36.9 坪から +0.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 39.4 分 → 2021年 15.1 分、-61.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 80.0 % → 2021年 36.4 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 18.2 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示