能勢電鉄妙見線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜12月期の能勢電鉄妙見線 (川西能勢口駅笹部駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.4万円/坪(19.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +11.8%( +6.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 180 件(1年前(2021年)に比べて -7.7%( -15件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 32.5年(昨年 31.5年から +3.0 %増)。平均土地面積は 53.5 坪 (昨年 53.1 坪から +0.7 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 33.8 坪から +3.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加、築 40 年を超える高経年物件数が増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全体的に上昇基調。絹延橋駅滝山駅一の鳥居駅畦野駅山下駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは滝山駅で昨年に比べ +98.4 %、坪単価は 106 万円/坪となった。

上位 2 駅(滝山駅一の鳥居駅)は +88.3 %(坪単価 +31.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(鼓滝駅平野駅)は -23.3 %(坪単価 -14.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 31.9 % → 2022年 27.0 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.5 % → 2022年 12.1 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 42.9 % → 2022年 47.7 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 1.0 % → 2022年 0.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった滝山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 106万円/坪(32.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +98.4%( +52.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった一の鳥居駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.9万円/坪(6.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +78.2%( +10.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

能勢電鉄妙見線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
能勢電鉄妙見線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
川西能勢口駅70.0万/坪
(29.7年/53.9坪)
62.3万/坪
(30.9年/52.6坪)
56.5万/坪
(32.0年/52.5坪)
絹延橋駅102万/坪
(30.0年/32.0坪)
72.4万/坪
(25.7年/28.2坪)
132万/坪
(-0.25年/31.8坪)
滝山駅106万/坪
(0.8年/30.3坪)
53.3万/坪
(28.7年/38.0坪)
87.1万/坪
(12.2年/38.8坪)
鶯の森駅61.4万/坪
(37.2年/54.8坪)
64.5万/坪
(28.3年/54.6坪)
70.2万/坪
(46.5年/59.0坪)
鼓滝駅40.7万/坪
(33.7年/47.6坪)
62.5万/坪
(26.1年/34.5坪)
60.8万/坪
(28.2年/35.0坪)
多田駅59.4万/坪
(34.5年/35.5坪)
56.7万/坪
(26.0年/57.7坪)
60.5万/坪
(22.8年/38.3坪)
平野駅58.6万/坪
(37.2年/68.9坪)
66.5万/坪
(33.9年/64.5坪)
58.3万/坪
(29.6年/61.7坪)
一の鳥居駅22.9万/坪
(42.9年/50.9坪)
12.8万/坪
(52.5年/60.0坪)
41.2万/坪
(15.6年/51.4坪)
畦野駅69.9万/坪
(30.8年/60.5坪)
44.1万/坪
(36.9年/58.4坪)
52.6万/坪
(28.4年/54.0坪)
山下駅35.7万/坪
(42.6年/51.9坪)
29.6万/坪
(38.7年/46.5坪)
59.8万/坪
(21.3年/65.7坪)
笹部駅--20.0万/坪
(36.0年/99.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

滝山駅105.8 万/坪(昨年同期比 +98.4 %)

滝山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 106万円/坪(32.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +98.4%( +52.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.8年(昨年 28.7年から -97.4 %減)。平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 38.0 坪から -20.5 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 32.6 坪から -7.3 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 28.7 年 → 2022年 0.8 年、-97.4 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.3 % → 2022年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.0 分 → 2022年 8.0 分、+60.0 %と大きく増加)

一の鳥居駅22.9 万/坪(昨年同期比 +78.2 %)

一の鳥居駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.9万円/坪(6.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +78.2%( +10.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 42.9年(昨年 52.5年から -18.3 %減)。平均土地面積は 50.9 坪 (昨年 60.0 坪から -15.1 %減)。平均建物面積は 40.3 坪 (昨年 21.7 坪から +86.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2021年 52.5 年 → 2022年 42.9 年、-18.3 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 66.7 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 100.0 %)

鼓滝駅40.7 万/坪(昨年同期比 -34.8 %)

鼓滝駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.7万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -34.8%( -21.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(1年前(2021年)に比べて +66.7%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 33.7年(昨年 26.1年から +29.0 %増)。平均土地面積は 47.6 坪 (昨年 34.5 坪から +38.1 %増)。平均建物面積は 33.4 坪 (昨年 27.1 坪から +23.4 %増)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.1 % → 2022年 13.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 26.1 年 → 2022年 33.7 年、+29.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 44.4 % → 2022年 60.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 22.2 % → 2022年 26.7 %)

平野駅58.6 万/坪(昨年同期比 -11.8 %)

平野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.6万円/坪(17.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -11.8%( -7.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 23 件(1年前(2021年)に比べて -8.0%( -2件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 37.2年(昨年 33.9年から +9.8 %増)。平均土地面積は 68.9 坪 (昨年 64.5 坪から +6.8 %増)。平均建物面積は 41.4 坪 (昨年 34.3 坪から +20.6 %増)。

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 30.4 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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