中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期の能勢電鉄妙見線 (川西能勢口駅~笹部駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.9万円/坪(18.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +5.3%( +3.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 52 件(1年前(2020年)に比べて -10.3%( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 28.3年(昨年 29.1年から -2.9 %減)。平均土地面積は 51.8 坪 (昨年 59.6 坪から -13.1 %減)。平均建物面積は 31.3 坪 (昨年 33.2 坪から -5.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。滝山駅、平野駅、畦野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは平野駅で昨年に比べ +63.0 %、坪単価は 75.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(平野駅、滝山駅)は +49.6 %(坪単価 +29.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(山下駅、多田駅)は -47.1 %(坪単価 -36.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 21.6 分 → 2021年 18.7 分、-13.6 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.7 % → 2021年 3.8 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.7 % → 2021年 3.8 %)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 22.4 % → 2021年 17.6 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 29.3 % → 2021年 31.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった滝山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +36.1%( +30.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.6万円/坪(7.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -68.2%( -54.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
能勢電鉄妙見線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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川西能勢口駅 | 65.7万/坪 (30.4年/60.0坪) | 67.5万/坪 (31.9年/58.4坪) | 60.6万/坪 (29.1年/43.5坪) |
絹延橋駅 | - | - | 22.3万/坪 (51.0年/12.1坪) |
滝山駅 | 114万/坪 (0年/24.2坪) | 83.6万/坪 (13.0年/34.8坪) | 54.2万/坪 (13.3年/37.8坪) |
鶯の森駅 | - | - | 82.8万/坪 (9.3年/55.5坪) |
鼓滝駅 | 50.6万/坪 (21.3年/35.2坪) | 66.1万/坪 (9.0年/56.0坪) | 33.1万/坪 (37.0年/49.2坪) |
多田駅 | 51.1万/坪 (30.2年/38.3坪) | 69.0万/坪 (19.4年/33.0坪) | 77.6万/坪 (11.7年/37.6坪) |
平野駅 | 75.2万/坪 (26.2年/56.9坪) | 46.1万/坪 (30.6年/69.8坪) | 35.6万/坪 (40.7年/63.0坪) |
一の鳥居駅 | - | 31.7万/坪 (26.0年/69.6坪) | 52.9万/坪 (14.0年/87.7坪) |
畦野駅 | 50.4万/坪 (30.5年/50.1坪) | 41.9万/坪 (36.9年/63.7坪) | 53.9万/坪 (31.9年/59.7坪) |
山下駅 | 25.6万/坪 (33.5年/35.5坪) | 80.5万/坪 (17.7年/52.9坪) | 88.9万/坪 (16.0年/87.7坪) |
笹部駅 | - | 20.0万/坪 (36.0年/99.8坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
平野駅 75.2 万/坪(昨年同期比 +63.0 %)
平野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.2万円/坪(22.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +63.0%( +29.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて -8.3%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 26.2年(昨年 30.6年から -14.4 %減)。平均土地面積は 56.9 坪 (昨年 69.8 坪から -18.5 %減)。平均建物面積は 35.3 坪 (昨年 38.1 坪から -7.2 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 30.6 年 → 2021年 26.2 年、-14.4 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 22.5 分 → 2021年 16.8 分、-25.3 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 27.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 41.7 % → 2021年 45.5 %)
滝山駅 113.9 万/坪(昨年同期比 +36.1 %)
滝山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +36.1%( +30.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.0年(昨年 13.0年から -100.0 %減)。平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 34.8 坪から -30.4 %減)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 28.7 坪から -5.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 13.0 年 → 2021年 0.0 年、-100.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 6.7 分 → 2021年 2.0 分、-70.0 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 100.0 %)
山下駅 25.6 万/坪(昨年同期比 -68.2 %)
山下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.6万円/坪(7.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -68.2%( -54.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.5年(昨年 17.7年から +89.6 %増)。平均土地面積は 35.5 坪 (昨年 52.9 坪から -32.9 %減)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 28.2 坪から -3.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 12.0 分 → 2021年 9.0 分、-25.0 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 17.7 年 → 2021年 33.5 年、+89.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 50.0 %)
多田駅 51.1 万/坪(昨年同期比 -26.0 %)
多田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.1万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -26.0%( -17.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.2年(昨年 19.4年から +55.5 %増)。平均土地面積は 38.3 坪 (昨年 33.0 坪から +16.2 %増)。平均建物面積は 28.5 坪 (昨年 29.6 坪から -3.9 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 19.4 年 → 2021年 30.2 年、+55.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2020年 13.0 分 → 2021年 15.0 分、+15.4 %と増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 60.0 % → 2021年 16.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示