神戸電鉄粟生線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年7月〜9月期の神戸電鉄粟生線 (鈴蘭台駅粟生駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.4万円/坪(14.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +4.9%( +2.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 72 件(1年前(2019年)に比べて +41.2%( +21件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.4年(昨年 32.5年から -28.2 %減)。平均土地面積は 62.8 坪 (昨年 80.9 坪から -22.3 %減)。平均建物面積は 37.4 坪 (昨年 40.6 坪から -8.0 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。鈴蘭台西口駅西鈴蘭台駅木幡駅緑が丘駅広野ゴルフ場前駅志染駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは市場駅で昨年に比べ +922.7 %、坪単価は 63.8 万円/坪となった。

上位 2 駅(市場駅三木駅)は +537.8 %(坪単価 +44.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(恵比須駅小野駅)は -54.3 %(坪単価 -35.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 32.5 年 → 2020年 23.4 年、-28.2 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 10.6 % → 2020年 33.3 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 40.4 % → 2020年 25.8 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 17.6 % → 2020年 11.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった広野ゴルフ場前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +38.7%( +28.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった三木上の丸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.8万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -16.0%( -3.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

神戸電鉄粟生線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
神戸電鉄粟生線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
鈴蘭台駅33.8万/坪
(31.1年/41.1坪)
42.7万/坪
(32.3年/56.3坪)
40.9万/坪
(30.3年/46.2坪)
鈴蘭台西口駅39.8万/坪
(52.5年/62.0坪)
20.3万/坪
(37.5年/70.6坪)
93.1万/坪
(0.5年/69.6坪)
西鈴蘭台駅82.2万/坪
(16.0年/66.0坪)
60.4万/坪
(37.1年/74.1坪)
64.7万/坪
(24.6年/69.3坪)
木津駅---
木幡駅36.2万/坪
(30.9年/58.7坪)
25.9万/坪
(31.5年/66.6坪)
36.2万/坪
(32.7年/63.8坪)
栄駅92.6万/坪
(0.5年/69.6坪)
43.5万/坪
(34.5年/76.4坪)
33.5万/坪
(27.0年/68.8坪)
押部谷駅57.4万/坪
(8.2年/50.9坪)
-35.1万/坪
(30.2年/50.4坪)
緑が丘駅46.1万/坪
(26.4年/65.2坪)
26.3万/坪
(33.5年/68.6坪)
62.7万/坪
(17.7年/60.0坪)
広野ゴルフ場前駅102万/坪
(1.0年/48.4坪)
73.5万/坪
(21.5年/62.5坪)
61.2万/坪
(21.0年/54.5坪)
志染駅36.7万/坪
(12.7年/67.2坪)
21.0万/坪
(33.5年/80.7坪)
35.1万/坪
(23.3年/49.7坪)
恵比須駅29.9万/坪
(24.5年/59.0坪)
77.0万/坪
(26.8年/58.2坪)
-
三木上の丸駅16.8万/坪
(53.5年/101坪)
20.0万/坪
(56.5年/230坪)
-
三木駅51.9万/坪
(10.3年/64.8坪)
20.5万/坪
(33.5年/90.0坪)
168万/坪
(43.5年/53.7坪)
大村駅44.9万/坪
(23.0年/82.4坪)
--
樫山駅8.0万/坪
(31.5年/75.6坪)
-59.9万/坪
(27.5年/71.8坪)
市場駅63.8万/坪
(10.5年/127坪)
6.2万/坪
(0年/160坪)
-
小野駅27.3万/坪
(30.7年/78.4坪)
51.8万/坪
(17.5年/126坪)
29.7万/坪
(27.0年/41.6坪)
葉多駅--96.1万/坪
(0.00年/45.4坪)
粟生駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

市場駅63.8 万/坪(昨年同期比 +922.7 %)

市場駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.8万円/坪(19.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +922.7%( +57.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 160.3 坪から -20.8 %減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 52.9 坪から -20.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 5.0 分 → 2020年 3.0 分、-40.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)

三木駅51.9 万/坪(昨年同期比 +152.8 %)

三木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.9万円/坪(15.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +152.8%( +31.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 10.3年(昨年 33.5年から -69.2 %減)。平均土地面積は 64.8 坪 (昨年 90.0 坪から -28.0 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 40.8 坪から -18.5 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 33.5 年 → 2020年 10.3 年、-69.2 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 27.0 分 → 2020年 19.2 分、-29.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 20.0 %)

恵比須駅29.9 万/坪(昨年同期比 -61.2 %)

恵比須駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.9万円/坪(9.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -61.2%( -47.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 24.5年(昨年 26.8年から -8.4 %減)。平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 58.2 坪から +1.3 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 22.3 坪から +42.4 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 7.0 分 → 2020年 19.0 分、+171.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)

小野駅27.3 万/坪(昨年同期比 -47.4 %)

小野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.3万円/坪(8.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -47.4%( -24.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて +80.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 30.7年(昨年 17.5年から +75.2 %増)。平均土地面積は 78.4 坪 (昨年 126.4 坪から -38.0 %減)。平均建物面積は 41.6 坪 (昨年 61.4 坪から -32.3 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 17.5 年 → 2020年 30.7 年、+75.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 24.2 分 → 2020年 31.2 分、+29.0 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 16.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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