中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期の神戸電鉄三田線 (有馬口駅~三田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.1万円/坪(19.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +22.4%( +11.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 26 件(1年前(2020年)に比べて -18.8%( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 22.2年(昨年 21.4年から +3.7 %増)。平均土地面積は 82.0 坪 (昨年 71.8 坪から +14.3 %増)。平均建物面積は 36.2 坪 (昨年 43.0 坪から -15.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。五社駅、田尾寺駅、神鉄道場駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは二郎駅で昨年に比べ +1413.1 %、坪単価は 97.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(二郎駅、五社駅)は +753.4 %(坪単価 +60.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(横山駅、有馬口駅)は -75.5 %(坪単価 -35.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 31.0 分 → 2021年 24.3 分、-21.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 46.7 % → 2021年 36.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 3.1 % → 2021年 3.8 %)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 30.0 % → 2021年 20.0 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 20.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった二郎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.6万円/坪(29.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1413.1%( +91.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった有馬口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -70.5%( -21.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
神戸電鉄三田線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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有馬口駅 | 9.2万/坪 (43.3年/60.5坪) | 31.0万/坪 (32.3年/33.3坪) | - |
五社駅 | 60.6万/坪 (27.3年/75.6坪) | 31.3万/坪 (25.5年/95.9坪) | 37.3万/坪 (31.3年/95.5坪) |
岡場駅 | 92.9万/坪 (3.9年/48.9坪) | 98.4万/坪 (9.3年/56.9坪) | 64.4万/坪 (24.4年/87.5坪) |
田尾寺駅 | 69.6万/坪 (19.6年/84.9坪) | 47.7万/坪 (22.6年/62.7坪) | 55.9万/坪 (18.1年/59.4坪) |
二郎駅 | 97.6万/坪 (0.25年/72.6坪) | 6.5万/坪 (42.3年/185坪) | - |
道場南口駅 | 40.3万/坪 (21.8年/86.2坪) | 81.9万/坪 (0.25年/48.4坪) | 78.3万/坪 (12.3年/60.1坪) |
神鉄道場駅 | 82.5万/坪 (20.5年/129坪) | 58.2万/坪 (10.3年/54.5坪) | 76.9万/坪 (5.9年/50.5坪) |
横山駅 | 12.0万/坪 (47.8年/56.7坪) | 62.0万/坪 (23.8年/34.0坪) | 15.8万/坪 (31.3年/71.1坪) |
三田本町駅 | - | - | - |
三田駅 | 21.2万/坪 (37.3年/41.6坪) | 33.2万/坪 (34.7年/90.8坪) | 17.6万/坪 (26.3年/58.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
二郎駅 97.6 万/坪(昨年同期比 +1413.1 %)
二郎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.6万円/坪(29.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1413.1%( +91.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 0.3年(昨年 42.3年から -99.4 %減)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 184.5 坪から -60.7 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 124.0 坪から -74.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 42.3 年 → 2021年 0.3 年、-99.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 19.0 分 → 2021年 21.0 分、+10.5 %と増加)
五社駅 60.6 万/坪(昨年同期比 +93.6 %)
五社駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.6万円/坪(18.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +93.6%( +29.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.3年(昨年 25.5年から +6.9 %増)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 95.9 坪から -21.1 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 69.6 坪から -47.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 48.7 分 → 2021年 16.0 分、-67.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 100.0 %)
横山駅 12.0 万/坪(昨年同期比 -80.6 %)
横山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.0万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -80.6%( -50.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 47.8年(昨年 23.8年から +101.0 %増)。平均土地面積は 56.7 坪 (昨年 34.0 坪から +66.7 %増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 26.5 坪から +25.7 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 23.8 年 → 2021年 47.8 年、+101.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 8.5 分 → 2021年 34.5 分、+305.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 100.0 %)
有馬口駅 9.2 万/坪(昨年同期比 -70.5 %)
有馬口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -70.5%( -21.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 43.3年(昨年 32.3年から +34.1 %増)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 33.3 坪から +81.8 %増)。平均建物面積は 19.7 坪 (昨年 24.2 坪から -18.8 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 32.3 年 → 2021年 43.3 年、+34.1 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.0 分 → 2021年 7.0 分、+40.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示