山陽新幹線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年10月〜12月期の山陽新幹線 (新神戸駅相生駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.8万円/坪(25.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -15.3%( -14.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 73 件(1年前(2019年)に比べて +55.3%( +26件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 18.1年(昨年 28.2年から -35.8 %減)。平均土地面積は 63.6 坪 (昨年 72.6 坪から -12.4 %減)。平均建物面積は 50.0 坪 (昨年 55.3 坪から -9.5 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。西明石駅相生駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは相生駅で昨年に比べ +30.6 %、坪単価は 45.1 万円/坪となった。

上位 1 駅(相生駅)は +30.6 %(坪単価 +10.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新神戸駅)は -27.7 %(坪単価 -19.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 28.2 年 → 2020年 18.1 年、-35.8 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2019年 29.3 分 → 2020年 25.5 分、-12.9 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 7.7 % → 2020年 31.8 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 38.5 % → 2020年 22.7 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 6.4 % → 2020年 1.4 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった西明石駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.0万円/坪(29.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +21.6%( +17.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2019年)に比べて +185.7%( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった相生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.1万円/坪(13.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +30.6%( +10.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +60.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

山陽新幹線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
山陽新幹線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
新神戸駅51.8万/坪
(36.8年/16.6坪)
71.6万/坪
(58.8年/13.6坪)
108万/坪
(34.4年/32.1坪)
西明石駅98.0万/坪
(14.2年/42.0坪)
80.6万/坪
(23.6年/48.6坪)
87.8万/坪
(18.6年/56.1坪)
姫路駅85.0万/坪
(16.8年/73.9坪)
110万/坪
(28.7年/84.6坪)
54.7万/坪
(29.4年/58.1坪)
相生駅45.1万/坪
(29.5年/74.1坪)
34.6万/坪
(18.3年/36.3坪)
19.3万/坪
(38.7年/72.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

相生駅45.1 万/坪(昨年同期比 +30.6 %)

相生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.1万円/坪(13.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +30.6%( +10.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +60.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 29.5年(昨年 18.3年から +61.4 %増)。平均土地面積は 74.1 坪 (昨年 36.3 坪から +104.2 %増)。平均建物面積は 42.0 坪 (昨年 25.0 坪から +68.2 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 42.9 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 18.3 年 → 2020年 29.5 年、+61.4 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 12.0 分 → 2020年 22.4 分、+86.5 %と大きく増加)

新神戸駅51.8 万/坪(昨年同期比 -27.7 %)

新神戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.8万円/坪(15.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -27.7%( -19.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 36.8年(昨年 58.8年から -37.4 %減)。平均土地面積は 16.6 坪 (昨年 13.6 坪から +22.2 %増)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 18.2 坪から +16.7 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 58.8 年 → 2020年 36.8 年、-37.4 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 3.0 分 → 2020年 5.0 分、+66.7 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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