JR佐世保線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期のJR佐世保線 (江北駅有田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.8万円/坪(15.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +41.9%( +15.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 29 件(1年前(2018年)に比べて +123.1%( +16件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 22.4年(昨年 18.6年から +20.5 %増)。平均土地面積は 89.6 坪 (昨年 99.1 坪から -9.6 %減)。平均建物面積は 65.4 坪 (昨年 47.5 坪から +37.8 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。

上位 1 駅(永尾駅)は +330.2 %(坪単価 +26.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(江北駅)は -28.9 %(坪単価 -15.9 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 33.1 分 → 2019年 28.2 分、-14.6 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 7.7 % → 2019年 13.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 45.5 % → 2019年 43.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 18.6 年 → 2019年 22.4 年、+20.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 9.1 % → 2019年 17.4 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 36.4 % → 2019年 34.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった三間坂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.4万円/坪(13.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +251.6%( +31.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった北方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -25.9%( -5.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

JR佐世保線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR佐世保線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
江北駅39.2万/坪
(28.4年/111坪)
55.1万/坪
(8.0年/269坪)
95.3万/坪
(0.5年/83.2坪)
大町駅134万/坪
(22.0年/62.0坪)
--
北方駅19.8万/坪
(31.0年/136坪)
68.9万/坪
(0年/254坪)
高橋駅48.6万/坪
(1.0年/94.9坪)
--
武雄温泉駅42.6万/坪
(25.4年/94.4坪)
41.0万/坪
(17.2年/73.2坪)
43.7万/坪
(17.2年/92.5坪)
永尾駅34.0万/坪
(22.0年/81.2坪)
7.9万/坪
(42.0年/106坪)
-
三間坂駅43.4万/坪
(18.7年/91.8坪)
12.4万/坪
(36.0年/95.3坪)
7.5万/坪
(33.0年/69.6坪)
上有田駅--17.7万/坪
(46.0年/171坪)
有田駅-51.0万/坪
(0.5年/73.6坪)
18.1万/坪
(41.4年/200坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

永尾駅34.0 万/坪(昨年同期比 +330.2 %)

永尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.0万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +330.2%( +26.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 22.0年(昨年 42.0年から -47.6 %減)。平均土地面積は 81.2 坪 (昨年 105.9 坪から -23.3 %減)。平均建物面積は 52.9 坪 (昨年 69.6 坪から -23.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 42.0 年 → 2019年 22.0 年、-47.6 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 33.3 %)

江北駅39.2 万/坪(昨年同期比 -28.9 %)

江北駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.2万円/坪(11.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -28.9%( -15.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 28.4年(昨年 8.0年から +255.0 %増)。平均土地面積は 111.2 坪 (昨年 269.2 坪から -58.7 %減)。平均建物面積は 74.1 坪 (昨年 81.7 坪から -9.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 30.0 分 → 2019年 22.8 分、-24.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 8.0 年 → 2019年 28.4 年、+255.0 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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