JR関西本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜12月期のJR関西本線 (月ケ瀬口駅加茂駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.8万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +1.4%( +0.3万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2021年)に比べて +64.3%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 33.8年(昨年 39.8年から -15.1 %減)。平均土地面積は 78.3 坪 (昨年 84.5 坪から -7.4 %減)。平均建物面積は 53.0 坪 (昨年 59.3 坪から -10.7 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。月ケ瀬口駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは月ケ瀬口駅で昨年に比べ +13.7 %、坪単価は 14.8 万円/坪となった。

上位 1 駅(月ケ瀬口駅)は +13.7 %(坪単価 +1.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(笠置駅)は -38.1 %(坪単価 -9.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2021年 39.8 年 → 2022年 33.8 年、-15.1 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 40.2 分 → 2022年 31.7 分、-21.2 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 46.2 % → 2022年 38.9 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 38.5 % → 2022年 50.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった加茂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.0万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +0.8%( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて +70.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった笠置駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.5万円/坪(4.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -38.1%( -9.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

JR関西本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR関西本線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
月ケ瀬口駅14.8万/坪
(40.1年/73.8坪)
13.0万/坪
(56.9年/69.6坪)
19.2万/坪
(29.4年/78.7坪)
大河原駅-15.7万/坪
(53.5年/49.9坪)
-
笠置駅14.5万/坪
(0年/46.9坪)
23.5万/坪
(32.3年/112坪)
11.5万/坪
(0年/106坪)
加茂駅24.0万/坪
(32.0年/81.4坪)
23.8万/坪
(35.3年/88.6坪)
30.7万/坪
(18.9年/97.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

月ケ瀬口駅14.8 万/坪(昨年同期比 +13.7 %)

月ケ瀬口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.8万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +13.7%( +1.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 40.1年(昨年 56.9年から -29.6 %減)。平均土地面積は 73.8 坪 (昨年 69.6 坪から +6.1 %増)。平均建物面積は 31.0 坪 (昨年 32.5 坪から -4.7 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 56.9 年 → 2022年 40.1 年、-29.6 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 14.0 分 → 2022年 8.8 分、-37.1 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 75.0 %)

笠置駅14.5 万/坪(昨年同期比 -38.1 %)

笠置駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.5万円/坪(4.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -38.1%( -9.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 111.9 坪から -58.1 %減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 27.2 坪から +38.9 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 1.0 分、-96.7 %と大きく減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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