中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期のJR奈良線 (木津駅~京都駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.5万円/坪(23.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +4.7%( +3.5万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 72 件(1年前(2020年)に比べて -20.0%( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.7年(昨年 21.2年から +21.4 %増)。平均土地面積は 69.5 坪 (昨年 44.5 坪から +56.3 %増)。平均建物面積は 48.8 坪 (昨年 35.6 坪から +37.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。山城青谷駅、新田駅、JR小倉駅、木幡駅、JR藤森駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは長池駅で昨年に比べ +560.4 %、坪単価は 36.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(長池駅、京都駅)は +404.0 %(坪単価 +105.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(上狛駅、木津駅)は -35.1 %(坪単価 -21.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.1 % → 2021年 4.2 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 31.6 % → 2021年 25.4 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 21.2 年 → 2021年 25.7 年、+21.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 15.5 分 → 2021年 20.6 分、+32.8 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 21.5 % → 2021年 32.8 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 27.8 % → 2021年 16.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京都駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 252万円/坪(76.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +247.6%( +179.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上狛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -36.7%( -5.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR奈良線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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木津駅 | 71.7万/坪 (15.9年/67.7坪) | 108万/坪 (0.5年/57.3坪) | 113万/坪 (0.7年/57.7坪) |
上狛駅 | 9.9万/坪 (0年/63.5坪) | 15.7万/坪 (17.8年/54.5坪) | 18.2万/坪 (0年/303坪) |
棚倉駅 | 16.7万/坪 (43.8年/33.3坪) | - | - |
玉水駅 | 37.8万/坪 (15.8年/48.4坪) | 55.1万/坪 (10.8年/99.8坪) | 14.6万/坪 (30.4年/110坪) |
山城多賀駅 | - | - | - |
山城青谷駅 | 47.9万/坪 (27.2年/118坪) | 26.4万/坪 (42.8年/43.1坪) | 12.0万/坪 (37.4年/48.8坪) |
長池駅 | 36.9万/坪 (0年/63.5坪) | 5.6万/坪 (43.8年/21.2坪) | 27.5万/坪 (42.8年/31.8坪) |
城陽駅 | 55.2万/坪 (40.0年/52.0坪) | 59.3万/坪 (31.8年/39.5坪) | 79.2万/坪 (22.1年/53.9坪) |
新田駅 | 109万/坪 (27.4年/40.3坪) | 55.5万/坪 (25.9年/37.2坪) | 51.9万/坪 (39.4年/37.3坪) |
JR小倉駅 | 118万/坪 (0.8年/28.7坪) | 74.2万/坪 (41.3年/56.0坪) | 70.7万/坪 (37.3年/80.2坪) |
宇治駅 | 66.7万/坪 (22.6年/90.6坪) | 77.2万/坪 (18.4年/51.2坪) | 39.9万/坪 (42.8年/33.3坪) |
黄檗駅 | 75.7万/坪 (26.0年/49.6坪) | 72.2万/坪 (18.0年/38.1坪) | 76.2万/坪 (24.4年/35.8坪) |
木幡駅 | 67.8万/坪 (30.8年/87.5坪) | 39.5万/坪 (33.4年/39.6坪) | 114万/坪 (6.0年/41.7坪) |
六地蔵駅 | 57.7万/坪 (33.3年/144坪) | 83.1万/坪 (22.3年/42.0坪) | 71.5万/坪 (27.3年/40.5坪) |
桃山駅 | - | - | - |
JR藤森駅 | 86.5万/坪 (17.0年/35.4坪) | 69.8万/坪 (28.0年/36.9坪) | 120万/坪 (3.3年/43.5坪) |
稲荷駅 | - | 121万/坪 (0.8年/30.8坪) | - |
東福寺駅 | 56.6万/坪 (40.8年/21.9坪) | 80.5万/坪 (0.8年/20.3坪) | 72.3万/坪 (45.4年/32.5坪) |
京都駅 | 252万/坪 (36.1年/41.2坪) | 72.4万/坪 (39.3年/36.3坪) | 488万/坪 (16.8年/16.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
長池駅 36.9 万/坪(昨年同期比 +560.4 %)
長池駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.9万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +560.4%( +31.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 21.2 坪から +200.0 %増)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 19.7 坪から +30.8 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.0 分 → 2021年 11.0 分、+57.1 %と大きく増加)
京都駅 251.7 万/坪(昨年同期比 +247.6 %)
京都駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 252万円/坪(76.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +247.6%( +179.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.1年(昨年 39.3年から -8.1 %減)。平均土地面積は 41.2 坪 (昨年 36.3 坪から +13.5 %増)。平均建物面積は 60.5 坪 (昨年 46.1 坪から +31.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 9.0 分 → 2021年 10.0 分、+11.1 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 66.7 %)
上狛駅 9.9 万/坪(昨年同期比 -36.7 %)
上狛駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -36.7%( -5.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 54.5 坪から +16.7 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 28.7 坪から +5.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 9.0 分 → 2021年 13.0 分、+44.4 %と大きく増加)
木津駅 71.7 万/坪(昨年同期比 -33.6 %)
木津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.7万円/坪(21.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -33.6%( -36.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2020年)に比べて -30.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.9年(昨年 0.5年から +2829.2 %増)。平均土地面積は 67.7 坪 (昨年 57.3 坪から +18.2 %増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 33.7 坪から +7.8 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 0.5 年 → 2021年 15.9 年、+2829.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 15.5 分 → 2021年 19.5 分、+25.8 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 68.4 % → 2021年 35.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示