阪急嵐山線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の阪急嵐山線 (桂駅嵐山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -0.9%( -1.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 153 件(1年前(2018年)に比べて +14.2%( +19件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 25.3年(昨年 20.7年から +22.5 %増)。平均土地面積は 41.8 坪 (昨年 40.5 坪から +3.4 %増)。平均建物面積は 34.3 坪 (昨年 33.3 坪から +3.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。嵐山駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは嵐山駅で昨年に比べ +12.2 %、坪単価は 152 万円/坪となった。

上位 1 駅(嵐山駅)は +12.2 %(坪単価 +16.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(松尾大社駅)は -17.3 %(坪単価 -16.1 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 20.7 年 → 2019年 25.3 年、+22.5 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2018年 13.8 分 → 2019年 15.2 分、+10.2 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.7 % → 2019年 28.7 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 32.8 % → 2019年 21.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった嵐山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 152万円/坪(45.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +12.2%( +16.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +28.6%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった松尾大社駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.1万円/坪(23.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -17.3%( -16.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2018年)に比べて -29.6%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。

阪急嵐山線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
阪急嵐山線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
桂駅118万/坪
(22.0年/39.6坪)
119万/坪
(22.5年/43.2坪)
110万/坪
(20.3年/46.5坪)
上桂駅98.9万/坪
(34.0年/49.7坪)
103万/坪
(18.3年/34.9坪)
102万/坪
(21.8年/41.3坪)
松尾大社駅77.1万/坪
(26.4年/32.1坪)
93.1万/坪
(18.8年/30.9坪)
88.5万/坪
(20.6年/32.0坪)
嵐山駅152万/坪
(17.7年/54.1坪)
135万/坪
(19.1年/71.1坪)
171万/坪
(35.3年/87.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

嵐山駅151.6 万/坪(昨年同期比 +12.2 %)

嵐山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 152万円/坪(45.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +12.2%( +16.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +28.6%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 17.7年(昨年 19.1年から -7.3 %減)。平均土地面積は 54.1 坪 (昨年 71.1 坪から -23.9 %減)。平均建物面積は 27.6 坪 (昨年 43.6 坪から -36.9 %減)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 20.0 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 20.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.1 分 → 2019年 6.8 分、+31.8 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 42.9 % → 2019年 33.3 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 20.0 %)

松尾大社駅77.1 万/坪(昨年同期比 -17.3 %)

松尾大社駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.1万円/坪(23.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -17.3%( -16.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2018年)に比べて -29.6%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 26.4年(昨年 18.8年から +39.9 %増)。平均土地面積は 32.1 坪 (昨年 30.9 坪から +3.7 %増)。平均建物面積は 31.5 坪 (昨年 28.7 坪から +9.9 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 18.8 年 → 2019年 26.4 年、+39.9 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 19.2 % → 2019年 44.4 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 38.5 % → 2019年 27.8 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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