京阪本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年7月〜9月期の京阪本線 (橋本駅出町柳駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.7万円/坪(25.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -8.9%( -8.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 82 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 29.8年(昨年 22.3年から +33.2 %増)。平均土地面積は 36.8 坪 (昨年 35.7 坪から +3.0 %増)。平均建物面積は 33.4 坪 (昨年 40.0 坪から -16.4 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。ほとんどの駅において下落した。龍谷大前深草駅神宮丸太町駅出町柳駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは石清水八幡宮駅で昨年に比べ +135.9 %、坪単価は 43.0 万円/坪となった。

上位 2 駅(石清水八幡宮駅龍谷大前深草駅)は +104.5 %(坪単価 +27.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(墨染駅丹波橋駅)は -63.4 %(坪単価 -67.9 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 22.3 年 → 2019年 29.8 年、+33.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 11.8 分 → 2019年 14.3 分、+21.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 22.0 % → 2019年 40.4 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 25.4 % → 2019年 17.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった出町柳駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 151万円/坪(45.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +35.5%( +39.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて +42.9%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった墨染駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.4万円/坪(7.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -70.0%( -57.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

京阪本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
京阪本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
橋本駅54.2万/坪
(28.5年/47.5坪)
70.8万/坪
(3.5年/42.0坪)
22.2万/坪
(43.5年/19.7坪)
石清水八幡宮駅43.0万/坪
(25.9年/36.1坪)
18.2万/坪
(23.5年/28.7坪)
8.9万/坪
(37.5年/15.9坪)
淀駅51.2万/坪
(27.1年/56.4坪)
63.1万/坪
(20.3年/39.2坪)
66.2万/坪
(26.5年/103坪)
中書島駅59.0万/坪
(27.2年/22.7坪)
75.9万/坪
(18.8年/28.7坪)
67.0万/坪
(21.1年/18.2坪)
伏見桃山駅82.6万/坪
(0年/10.6坪)
97.4万/坪
(10.5年/18.2坪)
81.0万/坪
(30.0年/82.7坪)
丹波橋駅60.1万/坪
(51.5年/16.6坪)
139万/坪
(6.8年/22.3坪)
92.0万/坪
(26.8年/25.2坪)
墨染駅24.4万/坪
(46.5年/20.7坪)
81.5万/坪
(16.0年/56.0坪)
63.8万/坪
(44.2年/32.1坪)
藤森駅55.3万/坪
(46.5年/64.0坪)
86.0万/坪
(21.9年/53.8坪)
55.0万/坪
(30.5年/28.2坪)
龍谷大前深草駅71.2万/坪
(22.5年/109坪)
41.1万/坪
(34.2年/26.0坪)
56.8万/坪
(35.5年/40.3坪)
伏見稲荷駅39.7万/坪
(0年/21.9坪)
78.3万/坪
(33.5年/29.7坪)
97.2万/坪
(11.5年/16.6坪)
鳥羽街道駅-82.9万/坪
(56.5年/49.2坪)
31.7万/坪
(45.5年/21.2坪)
東福寺駅72.2万/坪
(23.5年/23.9坪)
64.7万/坪
(21.5年/29.3坪)
61.8万/坪
(53.9年/17.9坪)
七条駅74.4万/坪
(0年/20.7坪)
72.2万/坪
(45.5年/11.1坪)
109万/坪
(0年/55.0坪)
清水五条駅116万/坪
(24.0年/26.0坪)
252万/坪
(10.0年/41.6坪)
156万/坪
(26.0年/22.9坪)
祇園四条駅272万/坪
(64.5年/23.1坪)
-219万/坪
(26.0年/49.2坪)
三条駅--971万/坪
(4.5年/66.6坪)
神宮丸太町駅100万/坪
(41.3年/29.4坪)
76.0万/坪
(41.9年/19.3坪)
138万/坪
(26.8年/28.4坪)
出町柳駅151万/坪
(27.0年/44.9坪)
111万/坪
(26.7年/41.1坪)
191万/坪
(24.5年/60.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

石清水八幡宮駅43.0 万/坪(昨年同期比 +135.9 %)

石清水八幡宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.0万円/坪(13.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +135.9%( +24.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて +366.7%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.9年(昨年 23.5年から +10.3 %増)。平均土地面積は 36.1 坪 (昨年 28.7 坪から +25.6 %増)。平均建物面積は 29.1 坪 (昨年 50.4 坪から -42.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 40.0 分 → 2019年 22.2 分、-44.5 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 23.5 年 → 2019年 25.9 年、+10.3 %と増加)

龍谷大前深草駅71.2 万/坪(昨年同期比 +73.1 %)

龍谷大前深草駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.2万円/坪(21.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +73.1%( +30.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 22.5年(昨年 34.2年から -34.1 %減)。平均土地面積は 108.9 坪 (昨年 26.0 坪から +318.6 %増)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 30.9 坪から +27.5 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 34.2 年 → 2019年 22.5 年、-34.1 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 6.2 分 → 2019年 5.0 分、-19.4 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 100.0 %)

墨染駅24.4 万/坪(昨年同期比 -70.0 %)

墨染駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.4万円/坪(7.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -70.0%( -57.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 46.5年(昨年 16.0年から +190.6 %増)。平均土地面積は 20.7 坪 (昨年 56.0 坪から -63.1 %減)。平均建物面積は 16.6 坪 (昨年 52.9 坪から -68.6 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 6.0 分 → 2019年 5.0 分、-16.7 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 16.0 年 → 2019年 46.5 年、+190.6 %と大きく増加)

丹波橋駅60.1 万/坪(昨年同期比 -56.7 %)

丹波橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.1万円/坪(18.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -56.7%( -78.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 51.5年(昨年 6.8年から +662.6 %増)。平均土地面積は 16.6 坪 (昨年 22.3 坪から -25.4 %減)。平均建物面積は 16.6 坪 (昨年 30.3 坪から -45.0 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 6.8 年 → 2019年 51.5 年、+662.6 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.8 分 → 2019年 14.0 分、+194.7 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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