中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の京阪京津線 (御陵駅~四宮駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.5万円/坪(18.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -17.7%( -13.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて -38.9%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.2年(昨年 27.7年から +34.6 %増)。平均土地面積は 37.4 坪 (昨年 32.0 坪から +16.8 %増)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 27.8 坪から -2.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。御陵駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは御陵駅で昨年に比べ +18.5 %、坪単価は 89.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(御陵駅)は +18.5 %(坪単価 +14.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(四宮駅)は -31.0 %(坪単価 -24.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 29.4 % → 2022年 10.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 27.7 年 → 2022年 37.2 年、+34.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.7 分 → 2022年 13.2 分、+35.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 35.3 % → 2022年 70.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 9.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった御陵駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.6万円/坪(27.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +18.5%( +14.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -63.6%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった四宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.6万円/坪(16.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -31.0%( -24.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
京阪京津線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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御陵駅 | 89.6万/坪 (24.0年/48.0坪) | 75.6万/坪 (23.8年/30.4坪) | 82.7万/坪 (22.8年/40.4坪) |
京阪山科駅 | - | - | - |
四宮駅 | 53.6万/坪 (42.2年/38.4坪) | 77.7万/坪 (32.8年/28.4坪) | 72.4万/坪 (33.0年/102坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
御陵駅 89.6 万/坪(昨年同期比 +18.5 %)
御陵駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.6万円/坪(27.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +18.5%( +14.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -63.6%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.0年(昨年 23.8年から +0.8 %増)。平均土地面積は 48.0 坪 (昨年 30.4 坪から +58.0 %増)。平均建物面積は 30.6 坪 (昨年 24.3 坪から +25.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 8.3 分 → 2022年 7.2 分、-12.4 %と減少)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 33.3 %)
四宮駅 53.6 万/坪(昨年同期比 -31.0 %)
四宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.6万円/坪(16.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -31.0%( -24.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 42.2年(昨年 32.8年から +28.7 %増)。平均土地面積は 38.4 坪 (昨年 28.4 坪から +35.1 %増)。平均建物面積は 29.6 坪 (昨年 25.4 坪から +16.7 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 32.8 年 → 2022年 42.2 年、+28.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.4 分 → 2022年 14.8 分、+57.4 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 60.0 % → 2022年 80.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示