中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期の京阪京津線 (御陵駅~四宮駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.0万円/坪(12.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -47.9%( -38.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 44.5年(昨年 18.0年から +147.5 %増)。平均土地面積は 30.1 坪 (昨年 51.0 坪から -41.0 %減)。平均建物面積は 26.0 坪 (昨年 28.5 坪から -8.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。四宮駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは四宮駅で昨年に比べ +14.8 %、坪単価は 23.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(四宮駅)は +14.8 %(坪単価 +3.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(御陵駅)は -36.8 %(坪単価 -33.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 18.0 年 → 2021年 44.5 年、+147.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 88.9 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 42.9 % → 2021年 11.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった御陵駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.2万円/坪(17.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -36.8%( -33.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった四宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.7万円/坪(7.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +14.8%( +3.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
京阪京津線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御陵駅 | 57.2万/坪 (42.7年/30.3坪) | 90.5万/坪 (20.3年/54.0坪) | 98.9万/坪 (12.5年/30.3坪) |
京阪山科駅 | - | - | - |
四宮駅 | 23.7万/坪 (46.8年/29.9坪) | 20.7万/坪 (4.3年/30.3坪) | 65.2万/坪 (23.3年/22.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
四宮駅 23.7 万/坪(昨年同期比 +14.8 %)
四宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.7万円/坪(7.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +14.8%( +3.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 46.8年(昨年 4.3年から +999.6 %増)。平均土地面積は 29.9 坪 (昨年 30.3 坪から -1.0 %減)。平均建物面積は 26.0 坪 (昨年 12.1 坪から +115.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 23.0 分 → 2021年 15.0 分、-34.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 4.3 年 → 2021年 46.8 年、+999.6 %と大きく増加)
御陵駅 57.2 万/坪(昨年同期比 -36.8 %)
御陵駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.2万円/坪(17.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -36.8%( -33.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 42.7年(昨年 20.3年から +110.6 %増)。平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 54.0 坪から -44.0 %減)。平均建物面積は 26.0 坪 (昨年 31.3 坪から -16.9 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 20.3 年 → 2021年 42.7 年、+110.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 80.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示