【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年7月〜9月期の伊賀鉄道 (伊賀上野駅～伊賀神戸駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.4万円/坪(16.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +54.9％( +18.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(１年前(2020年)に比べて -6.7％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 20.9年(昨年 23.4年から -10.9 ％減)。平均土地面積は 72.3 坪 (昨年 82.8 坪から -12.7 ％減)。平均建物面積は 34.6 坪 (昨年 39.5 坪から -12.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。広小路駅、茅町駅、伊賀神戸駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは市部駅で昨年に比べ +285.8 ％、坪単価は 126 万円/坪となった。
上位 1 駅(市部駅)は +285.8 ％(坪単価 +93.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西大手駅)は -76.7 ％(坪単価 -13.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 23.4 年 → 2021年 20.9 年、-10.9 ％と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 ％ → 2021年 27.3 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 13.3 ％ → 2021年 21.4 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 12.6 分 → 2021年 20.4 分、+62.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 21.4 ％ → 2021年 27.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった市部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +285.8％( +93.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西大手駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -76.7％( -13.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 伊賀鉄道 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 伊賀上野駅 | 13.2万/坪 (25.5年/57.5坪) | - | 10.5万/坪 (43.5年/22.7坪) |
| 新居駅 | 10.3万/坪 (45.5年/169坪) | - | - |
| 西大手駅 | 4.1万/坪 (74.6年/36.3坪) | - | |
| 上野市駅 | 79.1万/坪 (9.0年/50.7坪) | - | 22.9万/坪 (42.5年/108坪) |
| 広小路駅 | 82.7万/坪 (10.0年/130坪) | 56.5万/坪 (24.5年/52.2坪) | 82.6万/坪 (0.5年/65.8坪) |
| 茅町駅 | 62.2万/坪 (0.00年/58.6坪) | 38.2万/坪 (16.8年/51.4坪) | 47.5万/坪 (29.2年/51.4坪) |
| 桑町駅 | - | 23.3万/坪 (22.5年/87.7坪) | 20.3万/坪 (38.5年/66.6坪) |
| 猪田道駅 | - | - | 13.2万/坪 (23.5年/45.4坪) |
| 市部駅 | 126万/坪 (-0.50年/63.5坪) | 32.8万/坪 (18.5年/79.4坪) | - |
| 依那古駅 | - | 75.1万/坪 (6.5年/87.7坪) | - |
| 丸山駅 | - | 12.9万/坪 (30.5年/363坪) | - |
| 上林駅 | - | - | - |
| 比土駅 | - | - | - |
| 伊賀神戸駅 | 16.5万/坪 (46.5年/52.9坪) | 9.1万/坪 (30.5年/49.9坪) | 16.5万/坪 (0年/115坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
市部駅 126.5 万/坪(昨年同期比 +285.8 ％)
市部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +285.8％( +93.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は -0.5年(昨年 18.5年から -102.7 ％減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 79.4 坪から -20.0 ％減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 45.4 坪から -23.3 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 18.5 年 → 2021年 -0.5 年、-102.7 ％と大きく減少)
西大手駅 4.1 万/坪(昨年同期比 -76.7 ％)
西大手駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -76.7％( -13.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 74.6年(昨年 54.5年から +36.7 ％増)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 84.7 坪から -67.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 10.0 分 → 2021年 3.5 分、-65.0 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 54.5 年 → 2021年 74.6 年、+36.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示