伊賀鉄道 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の伊賀鉄道 (伊賀上野駅伊賀神戸駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.0万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -21.7%( -9.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 50 件(1年前(2018年)に比べて -16.7%( -10件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 27.3年(昨年 25.4年から +7.6 %増)。平均土地面積は 107.2 坪 (昨年 99.8 坪から +7.4 %増)。平均建物面積は 49.0 坪 (昨年 40.2 坪から +22.2 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。茅町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは桑町駅で昨年に比べ +232.4 %、坪単価は 20.2 万円/坪となった。

上位 2 駅(桑町駅広小路駅)は +178.9 %(坪単価 +23.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(西大手駅丸山駅)は -80.3 %(坪単価 -39.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 19.7 分 → 2019年 16.4 分、-16.8 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 10.0 % → 2019年 18.0 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.3 % → 2019年 17.6 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 28.6 % → 2019年 35.3 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 32.7 % → 2019年 35.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった市部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.6万円/坪(22.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -7.7%( -6.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -70.0%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった丸山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -74.4%( -10.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

伊賀鉄道(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
伊賀鉄道現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
伊賀上野駅17.9万/坪
(39.5年/63.5坪)
48.5万/坪
(32.4年/94.4坪)
7.9万/坪
(56.7年/86.2坪)
新居駅7.2万/坪
(33.6年/176坪)
7.9万/坪
(27.1年/44.6坪)
21.9万/坪
(27.8年/77.1坪)
西大手駅10.8万/坪
(27.3年/88.7坪)
78.3万/坪
(27.9年/117坪)
45.1万/坪
(25.2年/170坪)
上野市駅19.6万/坪
(42.5年/71.5坪)
39.4万/坪
(30.3年/82.1坪)
58.5万/坪
(21.1年/115坪)
広小路駅60.2万/坪
(11.0年/158坪)
26.7万/坪
(31.4年/55.0坪)
22.9万/坪
(32.5年/123坪)
茅町駅65.2万/坪
(19.6年/59.2坪)
38.8万/坪
(22.2年/115坪)
56.3万/坪
(13.0年/71.8坪)
桑町駅20.2万/坪
(38.3年/104坪)
6.1万/坪
(48.8年/149坪)
24.8万/坪
(33.3年/249坪)
猪田道駅12.2万/坪
(36.0年/54.8坪)
-8.3万/坪
(37.7年/86.2坪)
市部駅75.6万/坪
(9.4年/104坪)
82.0万/坪
(5.0年/68.2坪)
27.5万/坪
(12.9年/95.0坪)
依那古駅8.3万/坪
(38.8年/219坪)
--
丸山駅3.7万/坪
(46.0年/206坪)
14.4万/坪
(28.3年/454坪)
31.2万/坪
(0年/218坪)
上林駅---
比土駅---
伊賀神戸駅16.5万/坪
(0年/115坪)
8.1万/坪
(36.4年/56.5坪)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

桑町駅20.2 万/坪(昨年同期比 +232.4 %)

桑町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.2万円/坪(6.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +232.4%( +14.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 38.3年(昨年 48.8年から -21.5 %減)。平均土地面積は 103.7 坪 (昨年 149.2 坪から -30.5 %減)。平均建物面積は 32.8 坪 (昨年 17.4 坪から +88.8 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 48.8 年 → 2019年 38.3 年、-21.5 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 24.7 分 → 2019年 21.4 分、-13.1 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 40.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 60.0 %)

広小路駅60.2 万/坪(昨年同期比 +125.4 %)

広小路駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.2万円/坪(18.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +125.4%( +33.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 11.0年(昨年 31.4年から -65.1 %減)。平均土地面積は 158.5 坪 (昨年 55.0 坪から +188.4 %増)。平均建物面積は 78.7 坪 (昨年 30.3 坪から +160.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 31.4 年 → 2019年 11.0 年、-65.1 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 18.0 分 → 2019年 15.2 分、-15.4 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 28.6 %)

西大手駅10.8 万/坪(昨年同期比 -86.2 %)

西大手駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.8万円/坪(3.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -86.2%( -67.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 27.3年(昨年 27.9年から -2.4 %減)。平均土地面積は 88.7 坪 (昨年 117.2 坪から -24.3 %減)。平均建物面積は 40.1 坪 (昨年 47.9 坪から -16.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 11.2 分 → 2019年 5.0 分、-55.6 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 100.0 %)

丸山駅3.7 万/坪(昨年同期比 -74.4 %)

丸山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -74.4%( -10.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 46.0年(昨年 28.3年から +62.8 %増)。平均土地面積は 205.7 坪 (昨年 453.8 坪から -54.7 %減)。平均建物面積は 81.7 坪 (昨年 139.2 坪から -41.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 30.0 分 → 2019年 5.0 分、-83.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 28.3 年 → 2019年 46.0 年、+62.8 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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