東海道新幹線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2021年7月〜9月期の東海道新幹線 (熱海駅浜松駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +3.8%( +1.0万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 78 件(1年前(2020年)に比べて -1.3%( -1件/㎡)と僅かに減少しています。)。

平均築年数は 22.4年(昨年 21.8年から +2.7 %増)。平均専有面積は 72.4 ㎡ (昨年 65.2 ㎡から +11.1 %増)。

近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。静岡駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは掛川駅で昨年に比べ +314.8 %、単価は 31.1 万円/㎡となった。

上位 1 駅(掛川駅)は +314.8 %(単価 +23.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(浜松駅)は -1.7 %(単価 -0.5 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.9 % → 2021年 5.7 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 8.8 % → 2021年 4.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 45.6 % → 2021年 58.6 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 10.3 % → 2021年 2.9 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった静岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +13.3%( +3.8万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 23 件(1年前(2020年)に比べて -17.9%( -5件/㎡)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった三島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -0.1%( -0.0万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +11.1%( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。

東海道新幹線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
東海道新幹線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
熱海駅---
三島駅22.0万/㎡
(23.7年/71.5㎡)
22.0万/㎡
(24.6年/74.4㎡)
17.1万/㎡
(22.5年/88.3㎡)
静岡駅32.2万/㎡
(24.4年/68.3㎡)
28.5万/㎡
(21.9年/62.5㎡)
23.6万/㎡
(23.9年/62.7㎡)
掛川駅31.1万/㎡
(17.5年/90.0㎡)
7.5万/㎡
(29.5年/20.0㎡)
-
浜松駅27.3万/㎡
(21.4年/74.4㎡)
27.7万/㎡
(20.9年/66.1㎡)
25.2万/㎡
(20.7年/70.3㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

掛川駅31.1 万/㎡(昨年同期比 +314.8 %)

掛川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +314.8%( +23.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 17.5年(昨年 29.5年から -40.7 %減)。平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 20.0 ㎡から +350.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 29.5 年 → 2021年 17.5 年、-40.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 3.0 分 → 2021年 2.0 分、-33.3 %と大きく減少)

浜松駅27.3 万/㎡(昨年同期比 -1.7 %)

浜松駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -1.7%( -0.5万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 44 件(1年前(2020年)に比べて +7.3%( +3件/㎡)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 21.4年(昨年 20.9年から +2.4 %増)。平均専有面積は 74.4 ㎡ (昨年 66.1 ㎡から +12.6 %増)。

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 44.1 % → 2021年 56.1 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 11.8 % → 2021年 2.4 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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