中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期の北陸新幹線 (長野駅~佐久平駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +20.7%( +5.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 31 件(1年前(2021年)に比べて +47.6%( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.2年(昨年 21.2年から +9.3 %増)。平均専有面積は 69.2 ㎡ (昨年 71.7 ㎡から -3.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。上田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは上田駅で昨年に比べ +33.2 %、単価は 28.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(上田駅)は +33.2 %(単価 +7.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(佐久平駅)は -33.3 %(単価 -15.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 47.6 % → 2022年 40.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.3 % → 2022年 16.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.8 % → 2022年 6.7 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 9.5 % → 2022年 6.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +14.4%( +4.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 21 件(1年前(2021年)に比べて +90.9%( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +33.2%( +7.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
北陸新幹線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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長野駅 | 36.2万/㎡ (24.4年/69.3㎡) | 31.6万/㎡ (19.7年/82.3㎡) | 30.8万/㎡ (21.3年/69.4㎡) |
上田駅 | 28.7万/㎡ (21.2年/66.7㎡) | 21.5万/㎡ (23.9年/58.3㎡) | 21.5万/㎡ (21.4年/63.3㎡) |
佐久平駅 | 31.1万/㎡ (17.0年/90.0㎡) | 46.7万/㎡ (13.0年/75.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
上田駅 28.7 万/㎡(昨年同期比 +33.2 %)
上田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +33.2%( +7.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 21.2年(昨年 23.9年から -11.4 %減)。平均専有面積は 66.7 ㎡ (昨年 58.3 ㎡から +14.3 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 23.9 年 → 2022年 21.2 年、-11.4 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 17.7 分 → 2022年 13.0 分、-26.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 33.3 %)
佐久平駅 31.1 万/㎡(昨年同期比 -33.3 %)
佐久平駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -33.3%( -15.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 17.0年(昨年 13.0年から +30.8 %増)。平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +20.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 13.0 年 → 2022年 17.0 年、+30.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 3.0 分 → 2022年 4.0 分、+33.3 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示