中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期の北陸新幹線 (長野駅~佐久平駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -10.5%( -3.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて -14.3%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 15.7年(昨年 16.0年から -2.1 %減)。平均専有面積は 93.3 ㎡ (昨年 72.1 ㎡から +29.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。上田駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは上田駅で昨年に比べ +11.9 %、単価は 26.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(上田駅)は +11.9 %(単価 +2.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(長野駅)は -40.8 %(単価 -19.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.1 分 → 2021年 8.8 分、-20.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 28.6 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 28.6 % → 2021年 33.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -40.8%( -19.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +11.9%( +2.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -25.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
北陸新幹線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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長野駅 | 28.4万/㎡ (12.0年/148㎡) | 47.9万/㎡ (11.7年/80.0㎡) | 35.6万/㎡ (17.0年/63.8㎡) |
上田駅 | 26.8万/㎡ (19.0年/63.3㎡) | 23.9万/㎡ (19.3年/66.2㎡) | 38.5万/㎡ (13.0年/65.0㎡) |
佐久平駅 | 46.7万/㎡ (13.0年/75.0㎡) | - | 30.6万/㎡ (12.0年/85.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
上田駅 26.8 万/㎡(昨年同期比 +11.9 %)
上田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +11.9%( +2.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -25.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.0年(昨年 19.3年から -1.3 %減)。平均専有面積は 63.3 ㎡ (昨年 66.2 ㎡から -4.4 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 11.8 分 → 2021年 13.7 分、+16.3 %と増加)
長野駅 28.4 万/㎡(昨年同期比 -40.8 %)
長野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -40.8%( -19.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 12.0年(昨年 11.7年から +2.8 %増)。平均専有面積は 147.5 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から +84.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 10.3 分 → 2021年 4.5 分、-56.5 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示