中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期のJR高崎線 (新町駅~高崎駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -2.7%( -0.8万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 49 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 23.1年(昨年 21.5年から +7.6 %増)。平均専有面積は 61.1 ㎡ (昨年 63.8 ㎡から -4.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、専有面積 30 平方メートル未満の単身・独身世帯を対象としたワンルーム物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。高崎駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは高崎駅で昨年に比べ -5.2 %、単価は 32.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(倉賀野駅)は +3.4 %(単価 +0.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(高崎駅)は -5.2 %(単価 -1.8 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 51.0 % → 2022年 61.2 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 28.6 % → 2022年 18.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -5.2%( -1.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 43 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +1.3%( +0.1万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR高崎線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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新町駅 | 9.3万/㎡ (30.0年/57.5㎡) | 9.2万/㎡ (30.2年/63.0㎡) | 13.0万/㎡ (27.0年/60.0㎡) |
倉賀野駅 | 20.7万/㎡ (29.3年/63.8㎡) | 20.0万/㎡ (28.5年/60.0㎡) | 14.5万/㎡ (27.3年/60.0㎡) |
高崎駅 | 32.7万/㎡ (22.2年/61.0㎡) | 34.5万/㎡ (20.3年/64.0㎡) | 32.0万/㎡ (20.8年/64.4㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
倉賀野駅 20.7 万/㎡(昨年同期比 +3.4 %)
倉賀野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +3.4%( +0.7万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +300.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.3年(昨年 28.5年から +2.8 %増)。平均専有面積は 63.8 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +6.2 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 1.0 分 → 2022年 4.2 分、+325.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 25.0 %)
高崎駅 32.7 万/㎡(昨年同期比 -5.2 %)
高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -5.2%( -1.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 43 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 22.2年(昨年 20.3年から +9.3 %増)。平均専有面積は 61.0 ㎡ (昨年 64.0 ㎡から -4.5 %減)。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 44.2 % → 2022年 55.8 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.6 % → 2022年 14.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示