中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期のJR磐越東線 (いわき駅~郡山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +28.3%( +5.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2020年)に比べて +21.1%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.1年(昨年 24.5年から -9.6 %減)。平均専有面積は 64.3 ㎡ (昨年 57.4 ㎡から +12.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。いわき駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはいわき駅で昨年に比べ +25.3 %、単価は 36.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(いわき駅)は +25.3 %(単価 +7.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(郡山駅)は +8.7 %(単価 +1.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 73.7 % → 2021年 63.6 %)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 5.3 % → 2021年 4.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったいわき駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +25.3%( +7.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +133.3%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった郡山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +8.7%( +1.4万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 16 件(前年比変わらず)。
JR磐越東線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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いわき駅 | 36.7万/㎡ (14.7年/62.1㎡) | 29.3万/㎡ (20.3年/50.0㎡) | 31.5万/㎡ (17.8年/53.8㎡) |
郡山駅 | 17.5万/㎡ (25.6年/65.3㎡) | 16.1万/㎡ (25.3年/58.8㎡) | 24.9万/㎡ (21.7年/63.6㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
いわき駅 36.7 万/㎡(昨年同期比 +25.3 %)
いわき駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +25.3%( +7.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +133.3%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.7年(昨年 20.3年から -27.5 %減)。平均専有面積は 62.1 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +24.3 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 20.3 年 → 2021年 14.7 年、-27.5 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 12.7 分 → 2021年 11.0 分、-13.2 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 42.9 %)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 14.3 %)
郡山駅 17.5 万/㎡(昨年同期比 +8.7 %)
郡山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +8.7%( +1.4万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 16 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 25.6年(昨年 25.3年から +1.3 %増)。平均専有面積は 65.3 ㎡ (昨年 58.8 ㎡から +11.2 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 % → 2021年 73.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 23.9 分 → 2021年 28.6 分、+19.3 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示