【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期のJR香椎線 (西戸崎駅～宇美駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +67.6％( +10.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2020年)に比べて +63.6％( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.7年(昨年 28.4年から -27.2 ％減)。平均専有面積は 76.4 ㎡ (昨年 72.7 ㎡から +5.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。西戸崎駅、和白駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは香椎駅で昨年に比べ +237.5 ％、単価は 33.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(香椎駅)は +237.5 ％(単価 +23.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(西戸崎駅)は +10.5 ％(単価 +1.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 28.4 年 → 2021年 20.7 年、-27.2 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.9 分 → 2021年 14.5 分、+83.3 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 18.2 ％ → 2021年 5.6 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった香椎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +237.5％( +23.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて +600.0％( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西戸崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +10.5％( +1.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| JR香椎線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西戸崎駅 | 17.7万/㎡ (21.6年/73.3㎡) | 16.0万/㎡ (22.9年/71.7㎡) | 22.5万/㎡ (14.3年/80.0㎡) |
| 雁ノ巣駅 | - | - | - |
| 奈多駅 | 21.2万/㎡ (29.3年/50.0㎡) | 9.8万/㎡ (38.3年/73.3㎡) | 17.0万/㎡ (36.6年/75.0㎡) |
| 和白駅 | 26.2万/㎡ (18.9年/74.0㎡) | 22.4万/㎡ (18.6年/76.2㎡) | 27.1万/㎡ (27.3年/70.0㎡) |
| 香椎駅 | 33.8万/㎡ (18.1年/88.6㎡) | 10.0万/㎡ (44.3年/60.0㎡) | 29.5万/㎡ (21.5年/78.0㎡) |
| 香椎神宮駅 | - | - | - |
| 舞松原駅 | - | - | 32.9万/㎡ (24.3年/70.0㎡) |
| 土井駅 | 23.1万/㎡ (27.3年/65.0㎡) | - | 11.5万/㎡ (29.6年/65.0㎡) |
| 長者原駅 | - | - | - |
| 宇美駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
香椎駅 33.8 万/㎡(昨年同期比 +237.5 ％)
香椎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +237.5％( +23.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて +600.0％( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.1年(昨年 44.3年から -59.1 ％減)。平均専有面積は 88.6 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +47.6 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 44.3 年 → 2021年 18.1 年、-59.1 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.0 分 → 2021年 20.0 分、+100.0 ％と大きく増加)
西戸崎駅 17.7 万/㎡(昨年同期比 +10.5 ％)
西戸崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +10.5％( +1.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 21.6年(昨年 22.9年から -5.8 ％減)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 71.7 ㎡から +2.3 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 66.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.3 分 → 2021年 15.0 分、+45.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示