【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期のJR筑豊本線 (若松駅~飯塚駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +17.8%( +3.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて -47.8%( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.2年(昨年 22.3年から -18.5 %減)。平均専有面積は 68.8 ㎡ (昨年 74.6 ㎡から -7.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。二島駅、本城駅、新飯塚駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは二島駅で昨年に比べ +84.4 %、単価は 5.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(二島駅)は +84.4 %(単価 +2.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(折尾駅)は +8.7 %(単価 +1.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 22.3 年 → 2022年 18.2 年、-18.5 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 15.0 分 → 2022年 12.6 分、-16.1 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.3 % → 2022年 16.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新飯塚駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +32.0%( +6.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった二島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +84.4%( +2.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR筑豊本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
若松駅 | - | 17.5万/㎡ (20.1年/75.0㎡) | - |
藤ノ木駅 | - | - | - |
奥洞海駅 | - | 15.5万/㎡ (35.3年/60.0㎡) | - |
二島駅 | 5.5万/㎡ (35.3年/62.5㎡) | 3.0万/㎡ (37.3年/60.0㎡) | - |
本城駅 | 25.9万/㎡ (8.3年/85.0㎡) | 15.2万/㎡ (27.3年/65.0㎡) | 12.8万/㎡ (23.8年/45.0㎡) |
折尾駅 | 21.0万/㎡ (19.0年/65.0㎡) | 19.3万/㎡ (24.3年/76.5㎡) | 18.0万/㎡ (19.9年/66.4㎡) |
中間駅 | - | - | - |
直方駅 | - | - | - |
鯰田駅 | - | - | - |
浦田駅 | - | - | - |
新飯塚駅 | 27.1万/㎡ (12.7年/71.0㎡) | 20.5万/㎡ (14.9年/78.0㎡) | 21.8万/㎡ (11.3年/70.0㎡) |
飯塚駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
二島駅 5.5 万/㎡(昨年同期比 +84.4 %)
二島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +84.4%( +2.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 35.3年(昨年 37.3年から -5.4 %減)。平均専有面積は 62.5 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +4.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 24.0 分 → 2022年 13.0 分、-45.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
折尾駅 21.0 万/㎡(昨年同期比 +8.7 %)
折尾駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +8.7%( +1.7万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.0年(昨年 24.3年から -21.7 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 76.5 ㎡から -15.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 24.3 年 → 2022年 19.0 年、-21.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 87.5 % → 2022年 25.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示