中古マンション相場の概況
2019年1月〜12月期のJR日豊本線 (小倉駅~築城駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +13.4%( +2.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 108 件(1年前(2018年)に比べて +3.8%( +4件/㎡)と小幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.8年(昨年 21.7年から -4.3 %減)。平均専有面積は 68.6 ㎡ (昨年 67.6 ㎡から +1.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。西小倉駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西小倉駅で昨年に比べ +45.4 %、単価は 34.9 万円/㎡となった。
上位 2 駅(西小倉駅、小倉駅)は +30.0 %(単価 +7.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(城野駅、下曽根駅)は -12.5 %(単価 -2.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 56.3 % → 2019年 45.7 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 8.7 % → 2019年 13.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.9 % → 2019年 6.7 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 8.7 % → 2019年 4.8 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西小倉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +45.4%( +10.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった安部山公園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -4.5%( -0.6万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -40.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR日豊本線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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小倉駅 | 23.5万/㎡ (22.6年/68.5㎡) | 20.5万/㎡ (23.5年/67.4㎡) | 16.6万/㎡ (22.5年/73.0㎡) |
西小倉駅 | 34.9万/㎡ (13.4年/83.2㎡) | 24.0万/㎡ (21.9年/46.4㎡) | 23.8万/㎡ (18.4年/60.0㎡) |
南小倉駅 | 17.2万/㎡ (22.0年/59.0㎡) | 17.2万/㎡ (23.3年/67.7㎡) | 17.2万/㎡ (23.1年/70.2㎡) |
城野駅 | 15.5万/㎡ (23.7年/61.9㎡) | 18.0万/㎡ (22.3年/77.1㎡) | 11.8万/㎡ (28.5年/69.7㎡) |
安部山公園駅 | 13.5万/㎡ (21.5年/68.3㎡) | 14.1万/㎡ (23.0年/60.0㎡) | 14.7万/㎡ (20.5年/46.0㎡) |
下曽根駅 | 19.7万/㎡ (18.9年/72.1㎡) | 22.2万/㎡ (14.1年/75.0㎡) | 19.2万/㎡ (15.6年/71.3㎡) |
朽網駅 | 22.9万/㎡ (12.0年/70.0㎡) | - | 7.7万/㎡ (28.0年/62.5㎡) |
行橋駅 | - | - | - |
築城駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
西小倉駅 34.9 万/㎡(昨年同期比 +45.4 %)
西小倉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +45.4%( +10.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 13.4年(昨年 21.9年から -38.9 %減)。平均専有面積は 83.2 ㎡ (昨年 46.4 ㎡から +79.2 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 21.9 年 → 2019年 13.4 年、-38.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 42.9 % → 2019年 21.4 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 % → 2019年 7.1 %)
小倉駅 23.5 万/㎡(昨年同期比 +14.7 %)
小倉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +14.7%( +3.0万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 50 件(1年前(2018年)に比べて +8.7%( +4件/㎡)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 22.6年(昨年 23.5年から -3.9 %減)。平均専有面積は 68.5 ㎡ (昨年 67.4 ㎡から +1.6 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 55.6 % → 2019年 44.9 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.2 % → 2019年 4.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.7 % → 2019年 12.2 %)
城野駅 15.5 万/㎡(昨年同期比 -13.7 %)
城野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -13.7%( -2.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +14.3%( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 23.7年(昨年 22.3年から +6.4 %増)。平均専有面積は 61.9 ㎡ (昨年 77.1 ㎡から -19.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 % → 2019年 50.0 %)
下曽根駅 19.7 万/㎡(昨年同期比 -11.3 %)
下曽根駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -11.3%( -2.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2018年)に比べて -29.4%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.9年(昨年 14.1年から +33.8 %増)。平均専有面積は 72.1 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -3.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 13.6 分 → 2019年 10.4 分、-23.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 14.1 年 → 2019年 18.9 年、+33.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 29.4 % → 2019年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示