西鉄天神大牟田線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年1月〜12月期の西鉄天神大牟田線 (西鉄福岡駅大牟田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +11.3%( +3.0万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 468 件(1年前(2018年)に比べて -7.3%( -37件/㎡)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 23.4年(昨年 24.6年から -4.6 %減)。平均専有面積は 55.8 ㎡ (昨年 57.4 ㎡から -2.9 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が減少。

値上がりした駅数は 12 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。雑餉隈駅春日原駅津福駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新栄町駅で昨年に比べ +142.0 %、単価は 26.4 万円/㎡となった。

上位 2 駅(新栄町駅雑餉隈駅)は +100.0 %(単価 +12.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(櫛原駅花畑駅)は -19.5 %(単価 -4.3 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.2 % → 2019年 55.8 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.2 % → 2019年 5.5 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 1.4 % → 2019年 1.3 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった薬院駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は46.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +13.7%( +5.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 51 件(1年前(2018年)に比べて -1.9%( -1件/㎡)と僅かに減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった津福駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +22.5%( +2.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

西鉄天神大牟田線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
西鉄天神大牟田線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
西鉄福岡駅44.1万/㎡
(23.7年/41.3㎡)
43.5万/㎡
(34.0年/51.1㎡)
32.9万/㎡
(29.7年/48.9㎡)
薬院駅46.1万/㎡
(18.5年/40.8㎡)
40.6万/㎡
(21.0年/36.9㎡)
38.5万/㎡
(21.4年/34.6㎡)
西鉄平尾駅35.7万/㎡
(22.8年/46.5㎡)
33.8万/㎡
(24.0年/49.5㎡)
34.0万/㎡
(20.2年/49.4㎡)
高宮駅26.5万/㎡
(26.1年/62.4㎡)
24.5万/㎡
(25.9年/59.9㎡)
24.9万/㎡
(24.7年/55.7㎡)
大橋駅26.4万/㎡
(25.0年/60.9㎡)
26.1万/㎡
(23.6年/61.1㎡)
25.6万/㎡
(22.9年/58.1㎡)
井尻駅23.1万/㎡
(26.9年/63.8㎡)
20.6万/㎡
(26.2年/65.8㎡)
21.2万/㎡
(25.2年/70.1㎡)
雑餉隈駅28.2万/㎡
(19.2年/63.8㎡)
17.8万/㎡
(24.8年/56.0㎡)
21.2万/㎡
(21.4年/65.2㎡)
春日原駅35.7万/㎡
(21.7年/74.3㎡)
25.8万/㎡
(25.5年/72.9㎡)
29.1万/㎡
(26.7年/72.5㎡)
白木原駅---
下大利駅---
都府楼前駅---
西鉄二日市駅---
朝倉街道駅---
桜台駅---
大保駅---
宮の陣駅21.0万/㎡
(16.2年/78.0㎡)
-20.0万/㎡
(14.5年/85.0㎡)
櫛原駅16.3万/㎡
(21.3年/75.0㎡)
23.2万/㎡
(16.6年/82.5㎡)
19.5万/㎡
(18.2年/74.3㎡)
西鉄久留米駅17.2万/㎡
(23.9年/54.4㎡)
15.1万/㎡
(26.6年/62.9㎡)
15.4万/㎡
(23.8年/54.3㎡)
花畑駅17.2万/㎡
(23.5年/58.2㎡)
19.0万/㎡
(21.3年/61.0㎡)
17.4万/㎡
(19.2年/63.2㎡)
試験場前駅--10.5万/㎡
(25.3年/75.0㎡)
津福駅11.5万/㎡
(26.4年/55.0㎡)
9.4万/㎡
(26.5年/67.5㎡)
13.3万/㎡
(25.6年/47.5㎡)
大善寺駅--18.6万/㎡
(14.5年/70.0㎡)
西鉄柳川駅---
新栄町駅26.4万/㎡
(9.6年/84.0㎡)
10.9万/㎡
(24.1年/87.5㎡)
11.3万/㎡
(23.8年/69.4㎡)
大牟田駅14.8万/㎡
(20.1年/75.0㎡)
13.3万/㎡
(23.8年/68.7㎡)
13.4万/㎡
(21.3年/66.0㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

新栄町駅26.4 万/㎡(昨年同期比 +142.0 %)

新栄町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +142.0%( +15.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +150.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 9.6年(昨年 24.1年から -60.3 %減)。平均専有面積は 84.0 ㎡ (昨年 87.5 ㎡から -4.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 24.1 年 → 2019年 9.6 年、-60.3 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 6.0 分 → 2019年 4.8 分、-20.0 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 80.0 %)

雑餉隈駅28.2 万/㎡(昨年同期比 +58.0 %)

雑餉隈駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +58.0%( +10.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて +30.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 19.2年(昨年 24.8年から -22.5 %減)。平均専有面積は 63.8 ㎡ (昨年 56.0 ㎡から +14.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 24.8 年 → 2019年 19.2 年、-22.5 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 18.2 分 → 2019年 12.5 分、-31.1 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 53.8 %)

櫛原駅16.3 万/㎡(昨年同期比 -29.7 %)

櫛原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -29.7%( -6.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 21.3年(昨年 16.6年から +28.3 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 82.5 ㎡から -9.1 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 16.6 年 → 2019年 21.3 年、+28.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 10.2 分 → 2019年 13.0 分、+26.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 33.3 %)

花畑駅17.2 万/㎡(昨年同期比 -9.2 %)

花畑駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -9.2%( -1.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 17 件(1年前(2018年)に比べて -29.2%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 23.5年(昨年 21.3年から +10.4 %増)。平均専有面積は 58.2 ㎡ (昨年 61.0 ㎡から -4.6 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 9.7 分 → 2019年 8.7 分、-10.3 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 21.3 年 → 2019年 23.5 年、+10.4 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 58.3 % → 2019年 64.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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