中古マンション相場の概況
2019年1月〜3月期の西鉄天神大牟田線 (西鉄福岡駅~大牟田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +14.4%( +3.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 108 件(1年前(2018年)に比べて -24.5%( -35件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.4年(昨年 23.4年から -4.1 %減)。平均専有面積は 58.1 ㎡ (昨年 59.1 ㎡から -1.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。西鉄福岡駅、高宮駅、花畑駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大牟田駅で昨年に比べ +106.0 %、単価は 24.8 万円/㎡となった。
上位 2 駅(大牟田駅、西鉄福岡駅)は +101.9 %(単価 +19.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(春日原駅、西鉄平尾駅)は -4.9 %(単価 -2.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 63.8 % → 2019年 55.1 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.1 % → 2019年 4.6 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 23.1 % → 2019年 22.2 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 2.8 % → 2019年 1.9 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西鉄福岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は51.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +97.7%( +25.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西鉄久留米駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +18.9%( +2.8万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2018年)に比べて -36.8%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
西鉄天神大牟田線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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西鉄福岡駅 | 51.7万/㎡ (18.0年/40.0㎡) | 26.1万/㎡ (39.3年/50.0㎡) | 30.4万/㎡ (27.0年/43.6㎡) |
薬院駅 | 38.6万/㎡ (23.2年/50.0㎡) | 38.2万/㎡ (21.9年/47.1㎡) | 33.7万/㎡ (21.7年/27.5㎡) |
西鉄平尾駅 | 32.6万/㎡ (22.7年/41.1㎡) | 33.3万/㎡ (21.9年/46.7㎡) | 31.7万/㎡ (21.4年/61.4㎡) |
高宮駅 | 29.6万/㎡ (21.7年/68.7㎡) | 23.4万/㎡ (25.5年/61.6㎡) | 24.3万/㎡ (24.4年/56.0㎡) |
大橋駅 | 26.3万/㎡ (25.1年/60.6㎡) | 25.2万/㎡ (21.5年/64.0㎡) | 27.8万/㎡ (20.5年/61.5㎡) |
井尻駅 | 21.8万/㎡ (26.8年/65.0㎡) | 20.1万/㎡ (26.0年/75.0㎡) | 20.2万/㎡ (27.6年/65.8㎡) |
雑餉隈駅 | 27.1万/㎡ (19.3年/68.3㎡) | 24.9万/㎡ (22.8年/53.8㎡) | 23.8万/㎡ (21.0年/67.5㎡) |
春日原駅 | 46.3万/㎡ (9.0年/80.0㎡) | 50.0万/㎡ (4.0年/90.0㎡) | 18.0万/㎡ (43.0年/50.0㎡) |
白木原駅 | - | - | - |
下大利駅 | - | - | - |
都府楼前駅 | - | - | - |
西鉄二日市駅 | - | - | - |
朝倉街道駅 | - | - | - |
桜台駅 | - | - | - |
大保駅 | - | - | - |
宮の陣駅 | 20.8万/㎡ (16.0年/75.0㎡) | - | - |
櫛原駅 | - | 20.0万/㎡ (12.0年/100㎡) | 21.9万/㎡ (15.8年/76.2㎡) |
西鉄久留米駅 | 17.4万/㎡ (24.1年/54.6㎡) | 14.7万/㎡ (26.1年/61.8㎡) | 16.8万/㎡ (22.0年/63.5㎡) |
花畑駅 | 25.7万/㎡ (17.3年/65.0㎡) | 20.2万/㎡ (18.6年/65.9㎡) | 19.0万/㎡ (17.8年/57.0㎡) |
試験場前駅 | - | - | - |
津福駅 | - | 11.6万/㎡ (26.0年/60.0㎡) | - |
大善寺駅 | - | - | - |
西鉄柳川駅 | - | - | - |
新栄町駅 | - | - | 12.3万/㎡ (21.0年/76.2㎡) |
大牟田駅 | 24.8万/㎡ (10.5年/75.0㎡) | 12.0万/㎡ (23.0年/69.0㎡) | 13.0万/㎡ (22.0年/60.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
大牟田駅 24.8 万/㎡(昨年同期比 +106.0 %)
大牟田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +106.0%( +12.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 10.5年(昨年 23.0年から -54.3 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 69.0 ㎡から +8.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 23.0 年 → 2019年 10.5 年、-54.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2018年 12.8 分 → 2019年 11.0 分、-14.1 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 80.0 % → 2019年 50.0 %)
西鉄福岡駅 51.7 万/㎡(昨年同期比 +97.7 %)
西鉄福岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は51.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +97.7%( +25.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.0年(昨年 39.3年から -54.1 %減)。平均専有面積は 40.0 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から -20.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 39.3 年 → 2019年 18.0 年、-54.1 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 50.0 %)
春日原駅 46.3 万/㎡(昨年同期比 -7.5 %)
春日原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は46.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -7.5%( -3.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 9.0年(昨年 4.0年から +125.0 %増)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 90.0 ㎡から -11.1 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 4.0 年 → 2019年 9.0 年、+125.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 3.0 分 → 2019年 5.0 分、+66.7 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)
西鉄平尾駅 32.6 万/㎡(昨年同期比 -2.3 %)
西鉄平尾駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -2.3%( -0.8万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 22 件(1年前(2018年)に比べて -4.3%( -1件/㎡)と小幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.7年(昨年 21.9年から +3.5 %増)。平均専有面積は 41.1 ㎡ (昨年 46.7 ㎡から -12.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.3 % → 2019年 9.1 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 52.2 % → 2019年 50.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 8.7 % → 2019年 9.1 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示