中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期の九州新幹線 (博多駅~久留米駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は48.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +27.2%( +10.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 50 件(1年前(2021年)に比べて +11.1%( +5件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 20.1年(昨年 23.1年から -12.9 %減)。平均専有面積は 33.2 ㎡ (昨年 38.9 ㎡から -14.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。久留米駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは久留米駅で昨年に比べ +49.1 %、単価は 32.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(久留米駅)は +49.1 %(単価 +10.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(博多駅)は +18.9 %(単価 +7.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 23.1 年 → 2022年 20.1 年、-12.9 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 13.6 分 → 2022年 12.0 分、-11.5 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 55.8 % → 2022年 35.4 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.2 % → 2022年 4.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.0 % → 2022年 10.4 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 4.7 % → 2022年 4.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった博多駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +18.9%( +7.8万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 47 件(1年前(2021年)に比べて +27.0%( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった久留米駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +49.1%( +10.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -62.5%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
九州新幹線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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博多駅 | 49.1万/㎡ (20.1年/30.9㎡) | 41.3万/㎡ (22.2年/32.0㎡) | 44.5万/㎡ (18.4年/33.6㎡) |
久留米駅 | 32.2万/㎡ (20.8年/70.0㎡) | 21.6万/㎡ (27.0年/70.6㎡) | 11.9万/㎡ (28.8年/35.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
久留米駅 32.2 万/㎡(昨年同期比 +49.1 %)
久留米駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +49.1%( +10.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -62.5%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.8年(昨年 27.0年から -23.1 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 70.6 ㎡から -0.9 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 27.0 年 → 2022年 20.8 年、-23.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 20.6 分 → 2022年 6.7 分、-67.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 12.5 % → 2022年 33.3 %)
博多駅 49.1 万/㎡(昨年同期比 +18.9 %)
博多駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +18.9%( +7.8万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 47 件(1年前(2021年)に比べて +27.0%( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.1年(昨年 22.2年から -9.6 %減)。平均専有面積は 30.9 ㎡ (昨年 32.0 ㎡から -3.7 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 48.6 % → 2022年 34.8 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.7 % → 2022年 4.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 8.6 % → 2022年 10.9 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 5.7 % → 2022年 4.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示