JR南武支線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2021年7月〜9月期のJR南武支線 (尻手駅浜川崎駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は66.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -6.4%( -4.6万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 20 件(1年前(2020年)に比べて -13.0%( -3件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 17.8年(昨年 17.1年から +4.0 %増)。平均専有面積は 49.2 ㎡ (昨年 43.0 ㎡から +14.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。尻手駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは尻手駅で昨年に比べ +15.4 %、単価は 72.0 万円/㎡となった。

上位 1 駅(尻手駅)は +15.4 %(単価 +9.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(八丁畷駅)は -15.5 %(単価 -11.8 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 8.7 % → 2021年 5.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.6 分 → 2021年 8.3 分、+26.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 17.4 % → 2021年 30.0 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 43.5 % → 2021年 25.0 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった尻手駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は72.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +15.4%( +9.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった八丁畷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は64.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -15.5%( -11.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて -14.3%( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。

JR南武支線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR南武支線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
尻手駅72.0万/㎡
(11.7年/39.2㎡)
62.4万/㎡
(18.7年/53.9㎡)
70.0万/㎡
(15.1年/46.2㎡)
八丁畷駅64.5万/㎡
(21.9年/52.1㎡)
76.3万/㎡
(16.1年/36.1㎡)
64.9万/㎡
(16.8年/43.3㎡)
川崎新町駅---
小田栄駅60.0万/㎡
(11.5年/62.5㎡)
-55.4万/㎡
(4.5年/65.0㎡)
浜川崎駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

尻手駅72.0 万/㎡(昨年同期比 +15.4 %)

尻手駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は72.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +15.4%( +9.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 11.7年(昨年 18.7年から -37.7 %減)。平均専有面積は 39.2 ㎡ (昨年 53.9 ㎡から -27.3 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 18.7 年 → 2021年 11.7 年、-37.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 22.2 % → 2021年 16.7 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.8 分 → 2021年 10.7 分、+37.1 %と大きく増加)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 22.2 % → 2021年 16.7 %)

八丁畷駅64.5 万/㎡(昨年同期比 -15.5 %)

八丁畷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は64.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -15.5%( -11.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて -14.3%( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 21.9年(昨年 16.1年から +36.4 %増)。平均専有面積は 52.1 ㎡ (昨年 36.1 ㎡から +44.4 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 16.1 年 → 2021年 21.9 年、+36.4 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.8 分 → 2021年 7.6 分、+31.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 41.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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