中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期の小田急多摩線 (新百合ケ丘駅~はるひ野駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は55.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -18.6%( -12.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 14 件(1年前(2020年)に比べて +27.3%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.8年(昨年 16.5年から +25.8 %増)。平均専有面積は 74.6 ㎡ (昨年 74.5 ㎡から +0.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。栗平駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは栗平駅で昨年に比べ +6.9 %、単価は 44.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(栗平駅)は +6.9 %(単価 +2.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新百合ケ丘駅)は -23.7 %(単価 -17.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 9.1 % → 2021年 14.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 16.5 年 → 2021年 20.8 年、+25.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 8.0 分 → 2021年 11.3 分、+41.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 27.3 % → 2021年 53.8 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新百合ケ丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -23.7%( -17.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて +22.2%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった栗平駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +6.9%( +2.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
小田急多摩線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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新百合ケ丘駅 | 57.2万/㎡ (22.0年/75.0㎡) | 75.0万/㎡ (15.8年/75.0㎡) | 47.0万/㎡ (23.5年/75.6㎡) |
五月台駅 | - | 36.9万/㎡ (22.3年/65.0㎡) | 52.5万/㎡ (14.8年/77.5㎡) |
栗平駅 | 44.1万/㎡ (21.3年/70.0㎡) | 41.2万/㎡ (17.3年/80.0㎡) | 52.0万/㎡ (11.8年/72.5㎡) |
黒川駅 | - | - | - |
はるひ野駅 | 62.5万/㎡ (8.3年/80.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
栗平駅 44.1 万/㎡(昨年同期比 +6.9 %)
栗平駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +6.9%( +2.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.3年(昨年 17.3年から +23.2 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -12.5 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 17.3 年 → 2021年 21.3 年、+23.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.0 分 → 2021年 8.5 分、+70.0 %と大きく増加)
新百合ケ丘駅 57.2 万/㎡(昨年同期比 -23.7 %)
新百合ケ丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -23.7%( -17.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて +22.2%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.0年(昨年 15.8年から +38.9 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 15.8 年 → 2021年 22.0 年、+38.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 8.2 分 → 2021年 12.7 分、+54.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.2 % → 2021年 60.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示