中古マンション相場の概況
2019年1月〜12月期の京浜急行逗子線 (金沢文庫駅~逗子・葉山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +11.8%( +3.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 82 件(1年前(2018年)に比べて -27.4%( -31件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.8年(昨年 28.5年から -2.5 %減)。平均専有面積は 62.5 ㎡ (昨年 69.6 ㎡から -10.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 30 平方メートル未満の単身・独身世帯を対象としたワンルーム物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。六浦駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは逗子・葉山駅で昨年に比べ +125.5 %、単価は 56.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(逗子・葉山駅)は +125.5 %(単価 +31.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(金沢文庫駅)は -10.2 %(単価 -3.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 14.7 分 → 2019年 12.3 分、-16.2 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.4 % → 2019年 12.2 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 61.3 % → 2019年 43.8 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 18.0 % → 2019年 22.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった逗子・葉山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は56.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +125.5%( +31.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった神武寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +8.1%( +1.3万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて -12.5%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
京浜急行逗子線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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金沢文庫駅 | 28.0万/㎡ (26.1年/64.5㎡) | 31.2万/㎡ (25.7年/71.2㎡) | 30.4万/㎡ (22.9年/77.7㎡) |
金沢八景駅 | 39.2万/㎡ (30.7年/60.0㎡) | 33.2万/㎡ (29.6年/63.9㎡) | 34.6万/㎡ (29.9年/53.4㎡) |
六浦駅 | 31.4万/㎡ (23.3年/61.6㎡) | 24.2万/㎡ (27.9年/73.2㎡) | 20.5万/㎡ (29.6年/60.9㎡) |
神武寺駅 | 17.7万/㎡ (38.3年/63.6㎡) | 16.3万/㎡ (40.8年/61.2㎡) | 14.7万/㎡ (41.1年/57.5㎡) |
逗子・葉山駅 | 56.0万/㎡ (35.8年/75.0㎡) | 24.8万/㎡ (39.5年/67.5㎡) | 29.1万/㎡ (28.1年/88.3㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
逗子・葉山駅 56.0 万/㎡(昨年同期比 +125.5 %)
逗子・葉山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は56.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +125.5%( +31.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.8年(昨年 39.5年から -9.5 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から +11.1 %増)。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)
金沢文庫駅 28.0 万/㎡(昨年同期比 -10.2 %)
金沢文庫駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -10.2%( -3.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 29 件(1年前(2018年)に比べて -35.6%( -16件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.1年(昨年 25.7年から +1.8 %増)。平均専有面積は 64.5 ㎡ (昨年 71.2 ㎡から -9.5 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 70.5 % → 2019年 67.9 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 4.4 % → 2019年 3.4 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示